2024年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

第591回 出す学校、残す学校

■ 6年一貫校にしろ、10年一貫校にしろ、高校の推薦基準というのがあります。

■ 割と大学附属校はここが厳しくて、慶應などは中1から落第がある。他の大学附属校でも、他の系列校の生徒との審査があるから、それなりに基準をそろえるところはある。なので、高校で一定枠の生徒が外に出されることがあるのです。

■ 一方、受験校でもそういう学校はあり、もう少し早く宣言されても良さそうだが、中3のこの時期から年末にかけて「推薦できません」という通知が来たりする。

■ そうなると慌てて高校受験の準備とかしなければならないわけですが、それはもう大変。

■ ところが残す学校もある。つまり、まあ、ここは目をつぶって、高校での逆転に期待しましょうか、お母さん、と言ってくれる学校。割と上位校に多いのですが、まあ、それだけ難しい学校だから、子どもたちもどこかで力を発揮するだろうと思ってもらえるところではある。

■ いずれにしても、高校の進学割合は良く見ておかれると良いでしょう。学校によっては1クラス分、いなくなる、という学校もあります。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事
ミスを防ぐ方法を具体的に考える


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下線を引く意味

模擬試験の問題用紙全部に下線が引かれているという子がいます。

なぜ下線を引くのか、本当にわかっていないだろうな、と思います。こういう線を引く子は。

下線を引くのは、すぐに見直せるから。

例えば上流のAからBに、という条件は子どもたちが非常に見落とす条件のひとつですが、これに下線を引くことによって、
「上流はAだ」
と後からすぐ確認できる、ために引くのです。

下線を引いたら、後は見ない子。

多いですね。

もう下線を引いたら、安心してしまっている。下線を引いたから、大丈夫。

だからミスが減らないのです。



受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
演習ばかり


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0901

子どもの自信を奪わない

子どもたちは本来、まだ世間知らずですから、基本的に前向きで、積極的です。

しかし、いろいろなデータを突きつけられ、あるいはいろいろ言われると、

「どうせ、できないし」

と簡単に開き直すところもあるのです。

たまたまできた問題に対して「僕って天才?」というのが子どもたちで、それだから前に進めるところもある。

だから、決してこれから子どもの自信を奪ってはいけません。

ふーん、すごいねえ、ぐらいに対応しておくのが一番。

データをつきつけ、「ほら、力不足でしょ?」と言ったところで、大きく変わることは何もアリマセン。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事
先にはいろいろな選択肢が


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