2023年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

出題傾向に合わせて絞る

そろそろ模擬試験も終わりに近づいてきました。

で、できなかった問題でも「志望校に出そうにない問題」は気にしなくて良いのです。

例えば国語の知識を勉強するという場合、それが本当に出題されるのか、ということは良く確認した方が良いでしょう。

文学史は出てないならやらない。

文法の問題が出てないならやらない。

俳句や短歌の問題が出てないならやらない。

多くの学校の場合、国語の知識と言えば、漢字の書き取りが中心になるはずです。だとすれば、もはややるべきは漢字の書き取り以外はない。

算数ではテーマよりも難度が問題になります。

あるレベル以上の問題は出てこない、という学校と基本的な問題を出さない、という学校に分かれる。

これは受験する過去問を見ればすぐわかるでしょう。大問が8題以上になれば合否の分かれ目は難しい問題よりは、基本的な問題を確実に得点できたか、になり大問が5問以下であれば、応用問題への解答力が問われるから、最早基本問題にとらわれず、応用問題を練習するしかないのです。

もう一度過去問をよく確認してください。

今やっている勉強の中でも必要のないものは排除して構いません。出そうだと思うテーマをしっかりやりましょう。



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国語も正解率優先で

テストを受けてみると、国語の文章を読むのが間に合わないという子がいるでしょう。

実際に模擬試験は、差をつけるためのテストですから、「あんなに忙しい入試はない」と思うくらい分量があります。しかも1つの問題が5点ぐらいありますから、1問間違えるだけでかなり差がついてくる、したがって文章を読むのが間に合わないということになると、実際に持っている力以下に判定が出てくるでしょう。ある試験では国語の偏差値が60近くあったのが、突然45になったりすることもあるのです。

で、こういうときに「早く読まなきゃ」と子どもが思うと、もっと状況は悪くなります。なぜか?あわてて読むということは良く読まないということになるので、もっと間違えやすくなるのです。実際に普段の授業や過去問をやらせていて、文章を読むのが遅いなと思う子は、「あわてさせてはいけない」のです。

ゆっくり読む子はそれがその子のペースであって、そこから理解が生まれます。そのペースが狂えば、理解が進まないから、もっと点数が悪くなって、さらに自信がなくなります。それが「読むのが遅い」からだと思われて、またあわててやる、したがってマイナスのスパイラルにはまってしまいます。

模擬試験で間に合わなくてもあわてない、過去問が間に合えばよいのです。

過去問でもすべて間に合わなくても、ある程度できれば合格点には届きます。何が得手なのか、何が素の力なのか、良く見極めてあげてください。

勝負は自分の強いところで勝負をさせないと、なかなか勝ち目がありません。弱いところはある程度、弱いと考えて戦略を立てないといけないのです。つまりは「とれるところは確実にとる」ということです。

その子の持っているところをしっかりと見極めて、その上で今後の勉強法を考えてください。

入試はどの科目もそうですが、正解率優先が合格への早道です。



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教える先生が感じる合格可能性

模擬試験の可能性よりも、やはり指導をしてこられた先生方が感じる可能性の方が確度は高いだろうと思うのです。

単純に試験の結果ばかりでなく、本人の志望校の入試傾向に対する適性やくせ、性格、そういったものを総合的に判断して、「この子は大丈夫だろう」と思う子はまず合格すると思います。

実際に「大丈夫」と思った子は間違いなく入ることがほとんどです。お父さん、お母さんはそれでも心配されるかもしれないが、塾サイドはまったく心配していません。

逆に大丈夫と思えない子は、やはりいろいろです。模擬試験が良くても「本当か?」ぐらい思ってしまう。そりゃあ、成績が出てくれるのはうれしいが、しかし、本番でそれが出るかの確証が持てないのです。

「大丈夫」と思う子は、その確証があるのです。まあ、よほどのことがない限り、うまくやってくるだろう、と思う。

そういえば、こんなことがありました。

こちらは大丈夫だ、と思っていたのに、算数で大失敗をしてしまった。記述型の学校なので、合格ラインは算数で5割。しかし25点しか取れていない。さすがにこれは厳しいかと思いましたが、合格しました。なぜ?

他の教科がカバーしたからでしょう。つまり25点足りなくても、他の教科で25点取っていればいいわけで、まあ、それができたから合格したわけです。

だから、逆に最後の模擬試験が良いぐらいではなかなか信用できない。もちろん第一志望は受けて良いが、安全校はこの辺で、とそういう気持ちになるのです。

なので、まあ、その辺をご理解いただいて、受験面談に臨んでください。指導する先生はやはり石橋は叩いて渡りたいものなのです。


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