2021年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

読解練習のペースは守る

国語というのは、あまり短期勝負ができない科目です。

もちろん漢字とかことば、あるいは文学史など知識を覚えることで解決する部分は追い込みがききます。しかし、読解力というのはそう簡単にはつかない。

しかし、ちゃんと読んでいなかったり、練習をしていなかったりすれば、勘所はたちまち悪くなる。

入学試験の国語、というのは単純に内容を読み取る、にとどまらず、どこを根拠として何を考えるか、というような論理の組み立てが必要になります。

つまりその根拠を上手に文中に見つけられるか、ということがカギになるわけで、それはやはり読み込んでいくことでわかっていく。

したがって、ある一定のペースでしっかり練習をしていく必要があり、それをしばらくさぼっていれば、たちどころに論理が組み立てられなくなったりするものです。

だから、国語の読解のペースは入試最後まで変えてはいけないのです。

たくさん一気にやってもあまり効果はないが、やらなければたちどころに悪くなるものだから、例えば3日に1回、というようなペースを最後までしっかり作る。

同じペースでコツコツとやっていくこの継続性が実は読解力を育む一番良い方法なのです。

暗記モノをやったり、過去問をやったり、ということで、つい読解の練習が後回しになりやすいが、それが失敗の原因になったりする。

一定のペースでていねいに練習を続けていくことが王道なので、そのペースはしっかり守りましょう。



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併願校を考える

9月になりました。

これから、模擬試験を受けて成績がはっきりするにつれて、併願校の候補も出てくると思います。親としてはやはり入れる安全校をきっちり考えておきたい。ただその安全校にしても、やはり行く可能性があるのだから、ただ合格すれば良い、というものではない。やはりそれなりに中身をしっかり吟味しておく必要があります。

合格偏差値があまり高くない学校は、入学後子どもたちの成績を上げていかなければいけない、と考えます。したがって管理型になる学校が多いのです。

もちろんそれは一理あるわけですが、やはり管理の仕方にもいろいろある。あまり厳しすぎて学校に行きたくなくなったりするのは、やはり問題があるわけです。

したがって、この先子どもたちの成長のプラスになるであろう学校をしっかり考えていかなければなりません。

とはいいながら、子どもたちはやはり第一志望のことを考えて受験準備を進めるわけですから、強気の子は「そんな学校、受けたくない」などと言い出すこともあるでしょう。

したがって併願校選びは親の仕事です。ただし、併願校といえども、それがコロコロ変わってしまうと、対策が後手に回りますから、しっかり考えて決めたらもう迷わない、ということも大事です。



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安心して教えられる

今年はコロナ禍で、塾はいろいろ大変でした。

しかし、フリーダムはオンラインの個別にしたので、子どもたちの感染を恐れることがなくなったので、スケジュールとしてはきわめて順調に進んできました。

現在、感染症の分類を変える対応が検討されているようですが、しかしやはり感染すればそれなりにいろいろ対応をしなければならないわけで、それならばやはり感染のリスクがない方が良い、と思っています。

大学がずっとオンラインでの授業をしていて、実験や実習などで大きな問題が起きているようですが、中学受験の指導に関して言えば、むしろ細かく個別に対応が利くので、不自由さはありません。

これから先、安心して教えられる、というのはやはり大きいと思います。

昨年、夏からインフルエンザが流行り始めていて、今年はこれだけみんなが感染症に対して気を遣っているので、インフルエンザもかかりにくいとは思いますが、まあ、それでも流行するときは流行する。

だからやはり安心して授業をやれる体制の方が良いと思うので、2学期もオンラインのみの対応で進んでいきたいと思っています。



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