2019年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

学校説明会でのポイント

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慶應の算数、特別授業のお知らせ
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これから各校で学校説明会が行われます。

校長先生の話に始まって、学校の指導方針、教科指導の方法、クラブ活動、校外活動、また受験校については進学指導など、いろいろな話があるかと思うのですが、一番大事なのは校長先生の話だと思っています。

最近は現場の先生の中から校長先生が誕生する学校が多く、その学校に長年勤めていて、新たに学校のリーダーとして学校運営に取り組む先生方が増えました。そうなると、それぞれの学校でこれからどのような教育を実践していくのか、具体的な方針が割とはっきり示されることが多くなります。

その方針にしたがって学校の具体的な授業体制が組まれ、生徒指導が行われていくので、校長先生が何を考えているか、ということが割と学校の内容を知る上で重要なポイントになることが多いのです。

近年少子化の流れを受けて、私立学校間の競争が激しくなりました。生き残りをかけて、共学化、国際化、理数教科の強化、IT化、私立大学への系属化などの動きが出てきています。学校によってパソコンを全員に持たせて学習に活かそうとしている学校もあれば、留学体制を強化している学校もあり、またネィティブの教員を増やすところも出てきています。

それぞれの学校が独自に学校改革に取り組んでいく中で、その中心となるのが校長先生であり、またその学校の魅力の根源が校長先生の教育感に発するところもあるので、ぜひ話を聞いてください。

今年、新たに校長に着任した先生もおられるので、説明会は何度か足を運ばれると良いかと思います。


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第321回 絶対に合格する要素

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■ 子どもたちにはいろいろな素質があります。明るい、積極的だ、まじめだ、などなど。しかし、絶対に合格する子の要素として最も大事なものは「ていねいさ」です。

■ 例えば100点満点のテストがあって、全部に手をつけたが3割間違えて70点をとった子と7割だけ答えてそれが全部正解で70点になった子がいるとすれば、間違いなく後者の子が合格します。なぜならば、その子は正解率が100%だから。

■ 入試は僅差の勝負になります。ほんのちょっとしたミス、が失点につながり、その失点が不合格につながってしまう。しかし、ていねいな子はその細かいミスを極力防いでいくので、点数を失わない。だから合格するわけです。

■ では、そういう子に育てるにはどうするか?

■ 一番のポイントは急がせないことです。まずはしっかり丁寧に考えることを定着させる。実は誰でも急ぎの虫を持っています。なるべく早く終わりたいし、さっさと答えを出してしまいたい。そこをのんびりやる子はまずいないと言っていい。でも、そこで暗算を間違えたり、問題を読み違えたりする。だからその急ぎの虫を抑える必要があります。

■ そこで式を書いたり、筆算を確認したりして、自分の手はずが間違っていないか、確認しながら解けるようにしていけば、ていねいな子に育つ。しかし、時間をかえれば問題数は解けません。今の練習方法はしかし、ここを間違えている。たくさん急いで解かすから、「ていねいでない子」を大量に育てているところがあるわけです。

■ まずはきちんと問題文を読み、式や考え方を書きながら解いていく手法を身につけさせてください。それが合格に導く大事な一歩です。


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過去問は6年生の1学期から

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先日、検索サイトで「中学受験 過去問いつから」で検索をしてみたところが、いやあ、すごかった。

まあ、本当にたくさんの記事が検索されました。いろいろ考えがあるし、お父さん、お母さんもいつから始めさせるか、悩むからこういう結果になるのだろうと思うのです。

もちろん全部見たわけではないのですが、多かったのは「6年生の秋から」でしょうか。しかし、6年生の夏休みから、というのもあったし、塾としては他にやることがあるから6年生の11月からで十分、というのもありました。

その流れでいえば、私は一番早い方かなと思いますが、すでに過去問は発売されており、かつ受験カリキュラムで習うべきところを一通りやったのであれば、もう始めて良いと思うのです。

過去問は基本的には最低2回、できれば3回やりたいと思っています。

最初の1回目は研究。だから時間は計りません。時間を計ると最後までいかない。どういう問題が出ているのか、レベルはどうなのか、すべてやらないとわからないので、問題集のように1問1問ていねいに解き、わからない問題はじっくり解説を読む。

そして10年分なりの研究が終わったら、次は時間を計って解く。

一度研究したのだから、もう満点がとれる、と思われがちでしょうが、なにそんなことはない。それでも間違える。しかし、間違えるのが当たり前で、そこでわかっていなかったことをしっかり理解する。

3回目は満点を狙います。まあ、そこまでできるようになった、という自信をプラスしてあげたいと思うからですが、少なくとも2回目までは何とか準備したい。

で、その2回目が6年生の秋からスタートできれば良いと思います。それまでにやる1回目は第一志望、第二志望ぐらいにとどめておくと良いでしょう。というのは併願校は、やがて秋の模擬試験の成績で決まってくる。基本的には安全校を決めていくわけですから、そのときの力でも合格点がとれる、ということではあると思いますが、練習はしないといけないから、秋以降一気にやる過去問が増える。

そうすると第一志望、第二志望にじっくり取り組む時間がなくなるので、早めに始めた方が良い、と思うのです。

いろいろなことができないうちからやっても、という意見もありますが、学校別傾向がはっきりしているので、志望校のレベルに特化して、その内容に絞った勉強をまずやることの方が効率を上げる上で必要なことだと思います。

まだ組み分けに追われていると思いますが、もうそろそろそこから視点を変えて、本番の入試に向かって準備を始めていきましょう。


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