2018年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

本文を読めば解ける問題が増えたのはなぜか

近年、理科や社会で本文やグラフ、表を読めれば解ける問題というのが割と多く出題されるようになりました。

例えば4000年に及ぶ地表面の隆起量のグラフを見せて、1年間の平均隆起量を求めたり、表からグラフを描いて傾向が大きく変わった年を選ばせてみたり・・・。

いや、これは読めばできるだろう、という問題が結構多いのです。

では、なぜこんな問顔が増えているのか?

できないからです。塾で習ったことを答える、ということはできるのかもしれないが、文章やデータから自分で考えたり、仮説を立てたりすることはできない。

できないから、先生は授業で苦労する。だったら、最初からできる子を採ろう、ということになるわけです。

たくさんのテストを受けてくると、ぱっとみただけで「あ、ムリ」という子もいますが、本当は全然ムリではなかったりする。

ちょっとやれば、「なんだ簡単じゃない」という問題もあるのです。そんなの知らない、ではなくて、そこにあるデータからどう考えるか、ちゃんと冷静に取り組めるかどうかも見ている。

だからしつこく考えることが大事なのです。ちょっと粘るだけで、結構大きな得点につながったりするのです。


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子どもは親の顔を見ているもの

この時期ぐらいから、もうお父さん、お母さんはどっしりと構えた方が良いと思うのです。

まあ、確かに子どものすることだから、不安はあるでしょう。結果も心配かもしれない。しかし、子どもの受験だし、まだまだ先が長いのだから、ちゃんとこの先も応援してあげるさ、というような気持ちになっていることが子どもの精神的な状態にはプラスになると思うのです。

子どもたちだって心配ではあるでしょう。

しかし、あまりプレッシャーがかかりすぎてもいけない。その精神状態を作り出すのが、お父さん、お母さんの雰囲気なのです。

あまり気が付いておられない方が多いですが、子どもたちは本当にお父さん、お母さんのことをよく見ています。

だから、お父さん、お母さんの心理状態が子どもたちに伝わりやすい。お父さんやお母さんが慌てたり、心配している様子がわかると、子どもも不安になる。

逆に「まあ、どうなってもとにかくがんばるだけだから」ぐらいに思ってもらえれば、最後に力を引き出すことができるように思うのです。

なので、どかっとした感じでこれからの時間を過ごしてください。


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口ばっかりの原因

模擬試験のやり直しはあとでやっとくから・・・。

ここはわからないから、塾で先生に聞くから・・・。

まあ、子どもたちは「あとでやる」と、良く言います。しかし、調べてみると、全然やっていない。

「ホント、口ばっかりなんだから・・・。」

その原因は、ずっと注意されているまま、だから。「あれやったの?」「これはどうしたの?」聞かれる。聞かれるというより詰問されている。そうなると、その場をしのぐしかない。だから、まあ、口からできそうもないことがどんどん飛び出すわけです。

その場しのぎで言っているのだから、当然、本人にやる気はない。もしちゃんとやらせるのであれば、それなりに仕向けていかないといけないところがある。

少なくともやらなければいけないことを書いたメモぐらいはちゃんと持たせるのが良いでしょう。

元々小学生が手帳やメモを持っているケースは希ですが、そろそろ考えてもいいかもしれない。先生にちゃんと聞いた、とか、模擬試験のやり直しをした、とか、そういうことを自分でやれるようにするには、覚えておける工夫を教えてあげることが大事です。

もちろんメモを書いても、見なければ意味がないし、やらないとまた同じことの繰り返しではありますが・・・。


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