2018年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

6年生前半の比重のかけ方

これから夏休みまでの間、4教科を均等に勉強する必要はありません。

社会はやはり覚えることが中心になるし、理科も半分はそうでしょう。そうなると、覚えたとしても忘れてしまうということは十分にありえる。

だから、あまり覚えることには力を入れない。

その代わり、じっくり考えることに重点を置くと良いでしょう。

算数、理科の計算問題、国語の読解。

この3つがこの時期のメインタスクということになります。それ以外は授業だけ、というのでもよいかもしれない。

授業を聞いておしまい。その分の時間を特にこれらの勉強に充てて欲しい。特に国語はそうです。

国語は受験後半にそれほど力を入れてやらなくなる。逆に覚えることが大変になるからですが、だからこそ今のうちにしっかりやっておかないと国語力をつける時間がなくなる。

メリハリをつけて勉強してください。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
手を打つのを我慢する


6年生の教室から
テストの問題を教材として使い切る


今日の慶應義塾進学情報
ていねいに解く練習





にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村

目標を細分化する。

受験は合格が目標ですが、この目標は子どもたちにとってはまだまだピンとくるものではない。

合格はしたいが、何をどうやると合格するのか、その道筋が見えていないことが多いものです。

実際に入試準備はこれで終わり、ということにはならない。試験日までいろいろがんばって、できあがった力で入試に対応するしかありません。でも、やはりつけなければいけない力は明確にある。

例えば知識の暗記について言えば、各塾で出している暗記テキストを全部覚える必要がある。

本当はもちろん、その中で忘れてしまうことも多々あるだろうが、それでもある程度はできるようになっていないといけない。

したがって、その道程をある程度細かく分けて目標を立てる必要があるのです。

暗記テキストに関して言えば、そのテキストを小分けにして、いつからいつまでにまずここまで覚える、みたいな計画ができるでしょう。そういうことひとつひとつをクリアする、という意識が最終的に大きなことを達成する道筋なのです。

これから入試までにどのくらいの目標を達成すれば準備完了になるのか、具体的な勉強を決めていくことが、子どもたちの勉強をやりやすくするので、まずは夏休み前までにやることを決めて実行していきましょう。漠然と組み分け対策だけ考えるのではだめです。

=============================================================
5月13日 中学入試説明会 「学校別対策の考え方」のお知らせ
=============================================================


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
変わるところ、変わらないところ


5年生の教室から
学校別傾向に合わせると、その傾向しかできるようにならない?


中学受験 算数オンライン塾
4月13日の問題





にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村

理科計算の勉強の仕方

電気、天体、力のつりあい、水溶液など理論的に理解しておかなければいけない部分は、意外に多いものです。

ところが理科の参考書で勉強してみると、壁にぶつかります。なかなかわかりやすく書いてくれている本が少ないのです。基本問題は何とかなりますが、応用問題になると、なぜこういう解答になるのか、わからないことがたくさん出てくるでしょう。

理科は、とにかく習った方が早いというのが私の持論です。そこはやはり塾がノウハウを持っていて、いろいろな解法を用意しています。先生によっていろいろ教え方にも工夫があるようですが、いずれにしても理解できれば良いので、この先生!という人について習うのが一番効率が良いでしょう。

しかし目標校によってはまったく必要のない分野になる場合も少なくありません。豆電球の明るさまでは、理解するとしても発熱量や抵抗値との関係まで、どの学校でも必要というわけではないので、ある程度切り捨てる必要も出てくるでしょう。そのあたりはやはり専門の先生に相談して、例えば電気でも、ここまで理解すればよしという範囲を持っておくのも大切なことです。

受験勉強は、やはり合目的的なものですから、合格のためにもっとも効率の良い方法をとるべきです。知識に関してもやはりよく出るものから覚えるべきなのです。
調べてみると、やはりよく出る知識というのは決まっていて、それは全範囲の30%くらい、それが出題の7割くらいを占めます。ということは30%をしっかり覚えれば70点とれるということですから、その30%をしぼってもらうことが必要です。そこに塾のノウハウがあるのですから、こういうときこそ塾を利用してください。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
記述は面倒


5年生の教室から
できる範囲で目指せばよい


中学受験 算数オンライン塾
4月11日の問題





にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村