2018年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

組み分けから入学試験へ意識を変える

塾の組み分けとか月例テストは、やはりそれなりの型があります。

前半をA問題として、基本的な問題を出題し、後半をB問題として、記述的な問題や応用問題にするとか。

まあ、そういう型が決まってくると、当然のことながら、それに対する対策が自然できてくるわけで、そういう試験の対策も常套化する部分があるでしょう。

しかし・・・

これが入試ではないのです。

入試はまた違う型が出てくる。で、あまり塾の試験の型に慣れすぎてしまわないように考えていかないといけない。

一番慣れるべきは、第一志望の学校の型であるべきです。

で、そういう学校が前半基本であるとは限らない。

計算問題の次の問題が、一番難しい、ということだって十分あり得ることなのだが、

「これはやさしいに違いない」

みたいに考えて時間を使ってしまうと、大失敗をしでかすことになってしまう。

ですから、これから6年生は塾の試験よりも入試問題を意識することが大事です。

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5月27日 ”追加”中学入試説明会 「学校別対策の考え方」のお知らせ
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問題文が読み切れていない

子どもたちのミスの原因はいろいろありますが、問題文が読めていないために起こるミスは結構多いと思います。

で、もちろん、丁寧に読みなさい、と言われているし、本人たちだっていい加減に読んでいるわけではない、と言うのですが、しかし、実際には読めていない。

なぜか? 先を急ぐからです。

例えば算数だと問題文の半分ぐらいを見たところで、「ああ、あれね!」と手が動いている。本当は知っているパターン問題と違うひっかけ問題かもしれないのに・・・。

だからまずは、問題文はゆっくり読もう、と決めることです。大事なところは下線を引く、と言うのも良いでしょう。(そんな注意をしたら、すべての問題文に下線が引かれた子もいましたが・・・)

そして問題を解く。

で、答えが出たところで、またミスを起こす。最後の詰めを誤るのです。定価を求めないといけないのに、原価を答えている。太郎君の分速ではなく、時速だったりする。

まあ、そういうことを防ぐには、

答えが出たと思ったら、問題文を確認する

というルーティンを加えると良いのですが、これもなかなか定着しない。

そろそろ、そういうことをいろいろ決めてテストを受けてみると良い練習になると思います。
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学校別対策は家庭が考えないといけないが

夏休みから各塾では学校別特訓や学校別対策授業が行われます。

しかし、すべての学校に対してそういうクラスが作られるわけではない。かなり大規模な教室が、相当にクラスを増やしたとしてもやはり限界があるでしょう。だから、各教室でそれぞれ1つ、ないし2つの学校別特訓を用意し、自教室を離れて、参加する場合もあるし、また何校か、まとめたクラスもあるかもしれない。

で、すべての学校別特訓があるわけではないから、逆にいえば、ひとつひとつの対策は本来、家庭が考えていかないといけない、のです。

例えば1日校については、学校別対策授業があっても、2日校、3日校になるとない、というケースは圧倒的に多いのです。

もちろん塾では「そういう対策もやります!」と言ってくれるが、自分の子の受験校に合っているのかわからない。だって提示されている問題が、子どもの受験校と違うからです。

だから学校別対策は家庭が考えないといけない。なぜならば、受験する学校はそれぞれ違うからです。しかし、それがもし自動化できれば、学校別対策は効率化できます。

多くの受験生が5校~6校受験するわけだから、子どもたちの得手不得手もデータ化した上で、やるべき問題を優先順位をつけて提示されれば、後はそれをがんばってやるだけになります。

今回それをフリーダム進学教室でシステム化しようと思っています。

その具体的な学習法を説明会でお話ししますので、ぜひご参加ください。

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