問題文が読み切れていない

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子どもたちのミスの原因はいろいろありますが、問題文が読めていないために起こるミスは結構多いと思います。

で、もちろん、丁寧に読みなさい、と言われているし、本人たちだっていい加減に読んでいるわけではない、と言うのですが、しかし、実際には読めていない。

なぜか? 先を急ぐからです。

例えば算数だと問題文の半分ぐらいを見たところで、「ああ、あれね!」と手が動いている。本当は知っているパターン問題と違うひっかけ問題かもしれないのに・・・。

だからまずは、問題文はゆっくり読もう、と決めることです。大事なところは下線を引く、と言うのも良いでしょう。(そんな注意をしたら、すべての問題文に下線が引かれた子もいましたが・・・)

そして問題を解く。

で、答えが出たところで、またミスを起こす。最後の詰めを誤るのです。定価を求めないといけないのに、原価を答えている。太郎君の分速ではなく、時速だったりする。

まあ、そういうことを防ぐには、

答えが出たと思ったら、問題文を確認する

というルーティンを加えると良いのですが、これもなかなか定着しない。

そろそろ、そういうことをいろいろ決めてテストを受けてみると良い練習になると思います。
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5月27日 ”追加”中学入試説明会 「学校別対策の考え方」のお知らせ
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