2018年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

登場人物の心情の読み取り

物語文で出題が多いのが「登場人物の心情の読み取り」でしょう。

それぞれの場面で、登場人物がどう感じているのか。なぜそんな行動をしたのか。

多くの場合は文中にヒントがあることも多いのですが、しかしそこが十分につかめていないことが多いものです。

特に男の子はピンと来ていない。なぜそんなことをするのか、わからない、ということもあるでしょう。

で、こればっかりは成長してもらうしかないところがあるわけですが、やはり疑似体験を増やすに越したことはない。ひとつの方法が読書でしょう。入試問題に採録される文章は全体の一部なので、その全体を読んでみるというのも良い経験です。

時間には限りがあり、そんな時間はないと思われるところもあるかもしれませんが、まだ受験前半なのでこういう勉強をしておくのも大事でしょう。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
その子の体力で勝負するしかない


6年生の教室から
併願校を選ぶ時期


中学受験 算数オンライン塾
5月19日の問題





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過去問が遅い塾

過去問を始める時期を指定する塾は多いようですが、どうも話を聞いているとそういう塾ほど始めるのが遅い。

暗記テキストが終わってから、とか、授業の復習カリキュラムが終わってから、という話になる。どうしてですかと理由を尋ねると、「まだ十分にできないうちにやると、自信をなくすから。」というのですが、本当はそうではないのです。

集合授業というのは、なるべく全員に同じように進んでもらいたい。それぞれが違うことをやるのは個別指導であって、集合授業ではない、と考えるからでしょう。だからみんなでそろってやれるものにしてしまう。だから、やるのが遅いのです。

しかし11月ぐらいから過去問を始めて間に合うわけがない。最後まで過去問が終わりそうにない、というと「同じ問題は出ませんから」とお決まりのフレーズが帰ってくるでしょう。

だから、とっとと始めてしまうことです。過去問をやるのは別に試験の代わりにやるのではなく、問題集のようにやればいいのです。そしてどうしてそういう答えになるのか、よく考える。出題者は同じ顔ぶれですから、まあ、同じ問題にはならなくとも、観点は似ていたりするし、出題者のくせもある。

そういう傾向に慣れて、効率良く勉強を進めた方が良いので、過去問は早めにスタートしましょう。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
ちょっとがんばる


6年生の教室から
視覚効果を利用する


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5月17日の問題





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まずはグラフを写す

速さの問題は、難しくなるにつれて条件が複雑になってくる。行く方向を変えたり、速さを変えたり、お父さんがバイクで子どもを乗せたり、まあ、いろいろです。

で、その条件を整理するためにグラフを描くのは有効な方法なのですが、実際には書けない子が結構多いものです。

なぜ書けないのか、と言えば書き方を知らないから。実際に自分で書いたことがない子が多いのではないかと思うのです。

だからまず実際に書いてみることが大事なので、それにはグラフを写すのが良い。

授業で先生がグラフを板書してくれればそれを写す。解説にグラフが出てくればそれをノートに写す。

そうやって自分で書いたグラフだと何となく意味がわかってくる。そうか、ここで追いつくのか、とか。

何事も最初からうまくいくわけはない。まずは真似るという意味で、グラフを写して理解を深めてください。

グラフが何を意味するのか理解できないと、自分では書けないものです。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
つい手をかけたくなる子


6年生の教室から
ウチの子に合う方法で勉強すれば良い


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5月15日の問題





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