2018年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

こんなはずでは・・・

大手の塾でかなりのクラス数がある教室に通っていた子がいます。

人数が多いので、なかなか上のクラスに行けない。というか、かなり下のクラスの方にいてずっと変わらないので、このままではまずいのではないか、というので、カリキュラムが終わったところで、家の近くのもう少し規模の小さい塾に行ってみた。

それでも自分は大手にいたのだし、入室テストも通ったのだから・・・と思ったら、その小さな塾でも下のクラスだった、というのはよくあることです。

もう少し小さい塾というのでも当然上位から下位まで生徒が分布しているわけで、その規模が小さいだけです。だから上位の子も当然いるわけで、下のクラスの子ばかりがいるわけではありません。

だから大手の塾であろうと、成績が芳しくない、ということは早く手を打たないといけない、ということなのです。小さな塾に移れば自分はまだ上位になる、などと思ってはいけない。

ついていけない、という状況になったら、小さな塾でもついていけない可能性があるのだから、早く手を打たないといけないのです。今のままではそう大きくは変わらない。もう少し基礎からやり直す、とか、やるレベルを絞ってまずは自分がわかることを増やす、とか、何らかの手を打たないと状況は変わりません。


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できない事に挑戦する

勉強を続けてくると、得意な科目、不得意な科目、というのが出てきます。

例えば算数は考えるのが好きだからやるけれど、覚えるのが好きではないので社会は嫌い、とか。

あるいはその逆もあるでしょう。歴史が好きな子はとにかく細かいことを良く覚えている。つまり、得意だ、好きだと思うことはできるようになり、不得意だ、嫌いだと思うことはなかなかできるようにならないのです。

しかし、得意なことがあるということは能力は備わっている、ということであり、それを嫌いな分野にも十分活かせる可能性は本当はある。ただ、本人が決めつけて「僕はできない」と思い込んでいるだけなのです。

だから、できないことに挑戦しないといけない。

できない、と決めつけてはいけない。常に「できるかもしれない」と考えるべきです。そうしないと挑戦すらしなくなってしまう。

まずは嫌いなことをやってみましょう。ちょっと我慢すれば、結構面白くなるはずなのですから。


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家で勉強しません

家で勉強しない、という子は多いでしょう。

家に帰ってきて、テレビを見たり、ゲームをしたり、やりたいことだらけ。一方で勉強は、そんなにやりたくない。だから、家で勉強しないのは、当たり前かもしれません。

じゃあ、塾に出そう、というので、塾に行く日が増える。しかし、それで本当に勉強しているのか、といえば、そうとは言えないところがある。毎日のように塾に通った子どもの成績が上がるかと言えば、多分そんなことはない。

塾で勉強しているフリが続いているだけのことかもしれません。

勉強は本人がやらない限りできるようにはなりません。

塾に行こうと、家にいようと、本人が勉強しないと成績は上がらない。塾に行けば勉強していると思われるかもしれないが、本人が聞いているフリだけしていれば、できるようにはなっていかないのです。

だから、勉強する意思をまず引き出さないといけない。

そして15分でも30分でも、集中して勉強する時間をまずつくることです。そこでわかれば、多少なりとも面白くはなってくる。そういう少しずつの積み重ねをしないと、なかなか家で勉強するようにはならないのです。

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