2018年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

もう少し考えてから質問した方が良い

「先生、これわかりません。」
と質問を持ってくる子にも特徴があります。

相当いろいろなことを考えたり、解説を読んだりしてみたが、やはりわからない。だから質問する。
こういう場合は、教えるとすぐわかる。
「あ、そうか!」
と気が付くことも多いものです。

一方で、ろくに何も考えず、解説も読まないで持ってくる子もいます。
教えても、とんとわからない。やはりよく考えてないから問題自体がわかっていないこともある。

だからもう少し考えてから質問した方がよほど本人の勉強になります。

その分問題量を抑えないといけないところはありますが・・・。


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6年生の教室から
今の勉強は合理的か?


中学受験 算数オンライン塾
5月29日の問題





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自分が変わるしかない

自分で勉強する子でないと、なかなか合格はしない。たまに塾にずっと行ってそこで監視されながら勉強を続け合格した子もいるかもしれませんが、しかし、そういう子も結局のところ、塾で自分で勉強するようになっているだろうと思うのです。

それができるようになるには自分が変わるしかない。自分で勉強しない子から、自分で勉強する子に変わればいいわけですが、しかしながら、それができるのは本人だけです。塾の先生が何を言おうが、お父さん、お母さんが何を言おうが本人が変わらないことにはどうにもならない。

逆に自分で変わらなきゃいけないと思い、多少なりとも行動が伴ってくると簡単に変わってくる。

だから「自分しかできない」ということをどうやって気づかせれば良いかということが一番の問題かもしれません。

先生が何を言おうが、親が何を言おうが、自分が勉強する、ということは本人にしかできないわけで、それを決断し、行動するのも本人しかできない。

そのためには常に励ましていかないといけないところはあるでしょう。

叱ったり注意するよりも、どうやって自分でやれるようになるか、励ましながら導くことが必要でないかと思います。


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
国語の学校別対策


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知らない言葉はどんどん教えて良い



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社会は好きだが、算数は嫌いな子の勉強法

社会はできるが、算数はできない、という子は結構多いのではないかと思います。

こういう子は覚えるのが比較的得意で、語彙が多いのです。語彙が多いのは覚えるのが得意だからでもあるのですが、言葉を聞いて、覚えようとせずとも覚えられる。歴史の話を聞いていて、何とはなしに覚えられてしまう。だから、社会は得意なのです。

社会という科目はとにかく知っているか、知らないかで決まります。知識を持っていれば得点がとれる科目だから覚えればいい。だから社会ができる子は、特に大変なことをしなくても覚えられている側面があります。

一方算数は考えないといけないから、できなくなっているところがある。しかし、算数も知識だと思うと、話は少し変わってきます。

こういう子どもたちはまず算数の解法を知識として覚える勉強をやると良いのです。つまり一行問題のようにシンプルなものをとにかく繰り返し解いてその解き方をパターンとして覚えるのです。
これはある意味問題をよく読まなくなるリスクがあるわけですが、まずは一点突破しましょう。そうやって算数の解き方の知識が増えていったとき、あるとき、突然その知識がつながり始めます。

そうなると自分で考えるようになる。実は少しずつわかるようになって算数が面白くなってくるからなのですが、その分一行問題の解法の蓄積が必要になる。

カリキュラムがいったん終わったら、難しいことを棚上げして、一行問題のまとめに取り組んでください。夏休みまで、ずっとそれに取り組んでみると、少しずつ変わってくると思います。


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