2017年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

ことばづかいの大切さ

 子どもたちのボキャブラリーは耳から入る情報で形成されていきます。したがって小さいときからの本の読み聞かせや大人との会話が、言語体系を形成するのに非常に大きな役割を果たしています。例えば地方に生まれ育った子どもたちが知らず知らず
のうちに方言を体得してしまうのは、その地域の大人たちの言葉を聞き、あるいはコミュニケーションする過程で培われているからに他なりません。ですから、子どもたちの言語体系は耳からできるといっても過言ではないでしょう。

 そうなると、日ごろから子どもたちに接しているお父さん、お母さんのことばづかいは子どもたちの言語体系を作るのにかなりの影響力を持っていることは明らかでしょう。何気なく日常使われていることばが、子どもたちに口移しで伝わり、日常使う
ことばに変わっていくのです。ですから子どもたちに対して使うことばにとどまらず、日ごろからお父さん、お母さんが使うことばづかいに気をつけなければなりません。

 ことばづかいは乱暴であるか、ていねいであるかという問題だけではありません。

実は積極的であるか、消極的であるかという違いも大きいのです。中学受験でいえば、合否が決まるまで不安や心配がつきまといます。「落ちたらどうしよう」とか「このままだと合格しない」などという消極的なことばを親が使っていると、子どもたちもそのような気分になりやすいものです。

 元来、子どもたちにはいろいろな可能性がありますが、それを引き出すきっかけとなるのもことばです。

 そのことばが消極的であると、子どもたちがいろいろなことに挑戦するきっかけがなかなか出にくいでしょう。しかし、「できる」「やってみよう」など積極的なことばづかいを親が心がけていれば、当然子どもたちのことばもまた気持ちも積極的になってくるでしょう。そうなればいろいろなことに挑戦するし、たとえ失敗してもまた「やってみよう」という強いことばにうながされて、やり直してくれるでしょう。
やがてはいろいろなことに挑戦して、自分でできる範囲が広がってきます。そうなれば自信も出てくるし、自我が育つのも早くなります。

 子どもを積極的な子に育てるためには、親が子どもに対して使うことばを積極的なものにすることが大事です。お母さんはどうしても生活の中で子どもたちに対して注意することばがり多くなり、ともすると消極的なことばづかいになりやすいので、ぜ
ひその点は注意してみてください。

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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

返事だけ良い子
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中学受験 算数オンライン塾

3月21日の問題
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ドジノート

これから勉強していくうえで、一番大事なことは「できなかった問題」をどう復習するか?という点です。

最近は塾の日数が増えたために、塾でやる問題が増えて「できなかった問題」の復習がおざなりになってきているように感じます。しかし、できなかった問題をできるように勉強しなかったら、いつまでたっても力はつきません。

私は塾の日数を減らして、むしろ自分でできなかった問題をやり直す工夫が必要だと思います。

その中心がドジノートです。

A4のルーズリーフを用意します。

できなかった問題は、すべてこのノートにまとめます。

表は問題だけ。裏に解答、解説を書きますが、面倒であれば、プリントを切り刻んでもいいし、コピーを貼ってもいいでしょう。

問題と答えがわかればいいので、美しい必要はありません。

ただし、必ず大問1問につき1枚を考えてください。

そして、それができたら、別の綴じノートを用意して、それをどんどん解いていくのです。

といてわかれば、ドジノートから外し、別のバインダーに綴じます。

できなければドジノートに残ります。こうやって分類していくと「ドジノート」にはできない問題が残りますから、これを減らしていくことが勉強になるわけです。

で、一度自力でできた問題は潔く、バインダーから外してください。

もう一度やったらできなかった、ということもあるかもしれませんが、それは気にしない。じゃないと、どんどんたまる一方ですから。

組み分けテストも模擬試験も塾のプリントも全部やります。ということは、1週間に出来なかった問題<ドジノートで解決できる問題 という量をコントロールする必要があるのです。

できない問題がたまってしまえば、それは塾が多すぎる証拠です。

これはまず算数と理科の計算問題についてやってください。これをやるだけで相当子どもたちの力は上がっていきます。

ただし、あくまで

1週間に出来なかった問題<ドジノートで解決できる問題

というコントロールを忘れないでください。これが失われると、逆にどんどん子どもの成績は下がっていきますから注意が必要です。

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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

学校別傾向の考え方(理科編)
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中学受験 算数オンライン塾

3月19日の問題
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志望校メモを作る

この段階でいくつかの志望校の候補が挙がっていると思います。

で、実際にこれからいろいろな条件を考えながら絞っていくわけですが、とはいえ、やはり情報は整理しないといけない。

ので、志望校メモを作っていくと良いでしょう。

1 学校の情報
どういう学校なのか。例えば麻布とか駒東とか言っているわけですが、その設立学校法人は? 設立の経緯は?というようなことは案外知らなかったりします。まあ、知らなくてもいいという情報もあるかもしれませんが、例えば入学式で仏像3体を前にしてしまったクリスチャンのお母さんもおられるので、まあ、調べるに超したことはないでしょう。

2 入試の情報
ここが一番大事かもしれません。試験日時、配点、出題傾向などなど。科目別に調べていくと、案外違いがはっきりしてきます。本当は、できる限り似たような学校別の傾向でそろえた方が対策は打ちやすいわけですが、そう言ってられない部分もあるでしょう。まずは調べていって、こことここを組み合わせれば、対策はそれほど広がない、みたいなことは考えられるでしょう。

実際に一覧にしてみると、いろいろな違いがはっきりしてきます。説明会に出かけたり、先輩保護者の方に聞いたり、と情報がアップデートされるたびにこのメモに書き足していけば、後々役に立つことも出てくるのではないでしょうか。

3 お金の情報
ここも、大事なことです。入学金はいくらか、実際に毎年どのくらいの費用がかかるのか。
これは本当に学校によってずいぶん差が出てきます。こういう情報も整理しておくと良いでしょう。

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受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

学校別対策の考え方(算数編その2)
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