2017年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

組み分けテストの弊害

中学受験の範囲はとにかく毎年広がっていきます。

当たり前ですが、新しい形の問題が出るとそれに対応するからで、そうやって範囲がどんどん増えていくから覚えるものも増えていく。

しかしながら、じゃあ、覚えたものが全部出るか、というとそんなわけはないし、こればかりは統計的に考えた方が良いということになります。

概ね、すべての出題の7割~8割はすべての出題範囲の2割~3割程度にとどまる。

つまり出題範囲の2割か3割を覚えれば70点ぐらいはとれる、ということになるわけで、それはではどこにあるか?といえば、各塾が用意している暗記テキスト、なわけです。

だから、それを最後、みんな繰り返しやるわけだから、それまでの間というのは、確かに月例テストや組み分けテストのために知識は覚えるのだけれど、結局テストが終われば忘れるし、入試のために新たに覚え直すことが多い。

なので、今のうちは、そこにあまり時間をかけない方が良いわけですが、実際は覚えることの方で得点を稼ぐ方が簡単なのでつい、そっちにいってしまう。

これが実は組み分けテストのひとつの弊害なのです。

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のんびりした学校

場所も結構良いところにあり、施設も充実していて、学費もそんなに高くないが、入るのがそう難しくもない学校、という学校があります。

偏差値的に伸びないねえ、という印象があるのですが、別に学校に工夫がない、というわけでもない。ただ、やはり大学受験の実績がそれほどふるうわけでもないし、割とのんびりしている。

この「のんびりしている」というのはメリットでもあるような気はするのですが、6年間という時間で考えてみると、ずっとそういう雰囲気のまま大学に向かうと「厳しさがわからない」のではないか、と思われてしまっているかもしれない。

そこが大学受験の実績にもつながっているのかもしれないが、しかし、「そのためだけに学校があるわけでは・・・」という感覚が学校にはあるのかもしれません。

まあ、それでつぶれるわけではないし、そこそこ生徒が集まってはいるわけだから、それでもいいじゃないか、という考えもあるが、しかし、理事会なんかは危機感があるから、いろいろ言ってくる。

で、何か手を打つのかと思うと、結局のんびりしているから、それが今ひとつ決まらない。

だから、最終的には「のんびりした学校ですからねえ」という感じになるのでしょうけど・・・。

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「ウチだとできるんだけど・・・」
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第232回 どうやって気づかせるか

■ やはり自分で勉強する子でないと、なかなか合格はしない。たまに塾にずっと行ってそこで監視されながら勉強を続け合格した子もいるかもしれませんが、しかし、そういう子も結局のところ、塾で自分で勉強するようになっているだろうと思うのです。

■ で、それができるようになるには自分が変わるしかない。自分で勉強しない子から、自分で勉強する子に変わればいいわけですが、しかしながら、それができるのは本人だけです。塾の教員が何を言おうが、お父さん、お母さんが何を言おうが「変わらない」こともできるわけです。しかし、自分で変わらなきゃいけない、と思い、多少なりとも行動が伴ってくるとやはり変わってくる。

■ つまりポイントは「自分しかできない」ということをどうやって気づかせるか、ということなのです。

■ 先生が何を言おうが、親が何を言おうが、自分が勉強する、ということは本人にしかできないわけで、それを決断し、行動するのも本人しかできない。だから、そうなんだと気づかせればいいわけです。

■ ただ、それが難しい。私は同じ事を何度も繰り返し言うしかないと思っています。

■ 「君が自分で自分を変えない限り、誰も変えられない、ということを知ってるかい?」

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塾も急ぐが、学校も急ぐ
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