2017年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

復習をさせない塾

授業の復習は必ずした方が良い、というお話をするのですが、最近は復習をさせない塾もあるようです。

というか、こういう塾は家で勉強しなくていい。つまり勉強はすべて塾でやる。つまりこれまで家でやっていたようなこともすべて塾に持ち込んで、先生の管理下の元でやらせる。

過去問もそうだし、問題集もそう。で、当然のことながら、これは先生の指示でやる。あれをやりなさい。これをやりなさい。やるとまた次の課題が渡されるというようなシステム。

ただ当然のことながら、塾に行っている時間が圧倒的に長い。週5日は当たり前。もしかするとほぼ毎日みたいな感じかもしれません。

こういう塾が出てきたのは、やはり少子化のせいもあるのです。各学年に十分な生徒数がいれば、やはり教室を回転させるから、当然週3日とか週2日ぐらいになるわけですが、そうでないから教室が空く。

空くのならそれを埋めないといけないから、通塾回数を増やす。今まで家でやらせていたことも塾でやることで、売り上げを確保しているようなところがあるわけです。

で、当然いろいろ問題もある。例えば、家でご飯が食べられない、家族の時間がない、などですが、一番いかんなあと思うのは、つねに指示されているところ、なのです。

自分の現状がこうで、何を変えなければいけないから、こういう段取りで勉強しよう、みたいなことは何も考えなくていい。だって先生が指示するわけだから。

だからいつまでたっても問題解決能力が育たない。こういう子が中学に入るとまた塾を探すしかなくなるわけです。

してあげることが多くなれば、自分でできることが少なくなる、ということはこういうところにも出てくるのです。

============================================================
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

学校を休む子
==============================================================
今日の慶應義塾進学情報

普段から見ているようで
==============================================================

==============================================================

==============================================================

==============================================================
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村

ついていけない

新学年が始まってそろそろ3週間。

うまく毎週のペースに乗れた子もいれば、塾のペースについていけない、と感じている子もいるでしょう。基本的に今の寿kの学習ペースは相当に早く、カリキュラムが終わる時期がおおよそ半年前倒しになっています。したがって特に4年生から5年生にかけて、相当なペースを強いられる。案外6年生は今の時期は楽になってきている部分も多少ありますが、しかし、5年生でよくわからなかった分野を、今のうちにしっかり修正しないといけないところもあるでしょう。

で、塾のペースについていけないと感じられたら、1つ科目を落としてみると良いと思うのです。

例えば国語。

国語は結局は文章読解だから、自分のペースで出来る範囲をカバーする。

あるいは社会。

覚えるところを少し省力化して、後から覚えればいいと決める。

そうすることで、ある程度1週間の時間を作って、調整する。といっても、塾からいろいろ管理されている場合は一度先生と打ち合わせをした方が良い、と思うのですが、いずれにしても何らかうまく学習のペースを作っていかないと、これから夏休みまでそう変わることはないので、夏休みまで対策を立てないのは良くない。

そろそろ策を考えて実行していきましょう。

============================================================
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

子どもたちに受験経験はないから
==============================================================
今日の慶應義塾進学情報

まず書き慣れる
==============================================================

==============================================================

==============================================================

==============================================================
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村

努力する力

中学受験をする過程で、もし「努力する力」が子供に備われば、別に合格しなくてもいいのでは、と思うことが良くあります。

むしろ残念だった結果をばねに、次の目標に向かって努力を始めるほうが子どもがよほどしっかりするし、成長する。努力してもうまくいかないことがある、ということを知ることは悪いことではない。そういうことがあっても、それでも目標を達成するためにはそれなりに努力をしなければならない、とわかっていて、それを黙々とやることができるのであれば、もうこの先さほど心配することはなくなるわけです。

一方、合格してもいい気になって、努力しないようになってしまえばそれは「合格して失敗する子」になるわけで、そうなるとやはり大事な時期をしばらく損するかもしれない。損してもそのあと持ち直せばいいわけですが、どうせなら、努力を続けてもらった方が良いわけです。

その意味で、結果を気にするよりも、普段努力してがんばっていることを評価してあげる方が良いでしょう。結果を問いすぎると、「やってもどうせ無理だから」みたいな考えを持ちやすくなる。これは努力する力がなくなってしまうきっかけになるので、やはりプロセスを評価していった方が子どもたちの成長につながるのではないかと思います。
============================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

受験校は塾みたい?
=============================================================
中学受験 算数オンライン塾

4月22日の問題
==============================================================

==============================================================

==============================================================

==============================================================
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村