2015年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

学校の魅力

志望校を決めるのにあたって、決め手になったのは何か、という話を後から保護者の方に伺ってみると・・・

一番多いのは「本人が気に入った」ということなのです。

しかし、本人は何が気に入ったのかは、あまり明確ではない。例えば制服が良かったのか、施設が良かったのか、部活が良かったのか、ということはあまりはっきりしない。

ただ本人が「入りたい」と思った以上、本人ががんばるわけだから、家庭としては特に問題を感じなければそれに追随することになるでしょう。

だから、学校としては保護者のみなさんにアピールすることも大事だが、子どもたちにもアピールしないといけない部分がある。

最近ようやくそういう動きが多くなってきました。

文化祭だけではなくて、課外授業をやってみたり、学校の活動に志望する子どもたちを参加させてみたり、オープンキャンパスをやってみたり。

これは大事な経験だと思うのです。

やはり本人が行きたい、と思ってくれれば志望順位は上がるだろうし、第一志望が増えれば増えるほど、学校自体が充実することは間違いないからです。

秋以降、子どもたちが参加するイベントがあれば、たとえ模擬試験が忙しくてもやはり参加するべきでしょう。

学校の魅力を感じれば感じるほど、子どもたちの勉強に対するモチベーションが上がりますから。

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親がイライラする夏

夏休みの間、子どもが家にいることが多い分、お父さん、お母さんも子どもたちの生活に合わせていろいろやらなければいけないことが増えます。

例えば昼食。学校に行っているときは給食があったのだが、夏休みはこれがない。だから、昼食の準備もしないといけない。朝塾に行く、あるいは午後塾に行く、いずれにしてもどこかで昼食をとるように、割り振りをしないといけないわけで、これも大変なこと。

それに子どもたちの勉強も、塾だけではありません。学校の自由研究も読書感想文もドリルもあるだろうし、塾の方もやらなければいけないことはたくさんあるが、子どもが進んでしっかりやっているようには見えない。

ということでお父さん、お母さんのストレスは明らかに夏休み中に上がります。その割に子どもたちがピンときてないから、さらに腹が立つ。「いったい誰のためにやってるのよ」みたいな気持ちになりやすい。

しかし・・・。

やはりどこかで「子どものすることだ」という気持ちは持っていてください。そうビシビシ何もかもうまくやるような子はいません。

土台できるわけがない、と思うのです。まだ12才ぐらいの子どもたちが、そう親の気持ちも汲んでいろいろ動くなんてことは・・・。

しかし、いっぱしに口をきくようになっている分、そこもやはり腹が立つ原因になるわけで、そうなると家の中でのバトルが増えることになるのは確実です。

言うべき注意はしてもいいが、イライラを解消するように怒ってはいけない。

まずは一呼吸おいて、さてどうするか、お父さん、お母さんで話をしてから次の手を考えてください。

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塾とのコミュニケーションを頻繁に

夏休みは子どもたちが塾での勉強を中心に生活します。

ということは、塾で過ごす時間が長いわけですから、その分、子どもたちの様子をよく見てもらう必要がある。さらに言えば、その様子をお父さん、お母さんが的確につかんでおかないといけないと思います。

個人塾のようなところでは、細目に担任の先生と話ができるでしょうが、そういかない塾もあるかもしれません。

だからといって遠慮してもいけない。

やはり気がかりなことがあったら、塾の先生と話をするべきだと思います。

勉強のやり方や子どもの授業の理解度、演習の仕方など、気になることがあれば、先生と話をして解決策を探ってください。

家庭とのコミュニケ-ションは本来、塾の大事な仕事の一つですから、遠慮することはない。

大事な時間ですから、有効に使えるようにしましょう。

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