2014年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

春期講習

塾のホームページを見ていると、お、そうか、もうそんな時期か、という感じがしました。

「春期講習、受付中。」

6年生になると、もう当然のように講習は受けるものとされている感じがするわけですが、しかし、この講習くらい邪魔なものはない。(失礼!)

夏はどうせ講習で、どこにも行けないだろう。冬は、入試直前だから、当然、勉強に忙しいはずだ。だとすれば、遊びに行くのはこの春期講習ぐらいしかない、とお父さんは考えます。

自分の休暇を考えると、なかなか休みはとれないが、それでも2泊3日ぐらいの旅行は何とかなりそうだ。

でお母さんに話してみる。

「無理!」

まあ、きっとそうでしょうなあ。しかし、その気持ちは良くわかるのです。

実際に中学に入ってみれば、そう子どもたちと旅行に行けるわけでもない。彼らには部活があり、かつ、学校のイベントがあり、はたまた友だちとの付き合いがあり。

今のうちにそういう時間を過ごしておきたい、とお父さんが考えても不思議ではないわけです。

私は何とか調整してでも、そういう時間を過ごした方が良い、と思います。講習に行かない、となるとそりゃあ、塾の先生とももめるかもしれない。しかし、そのくらいで騒いでもらいたくはない。どうせ、夏も冬もまた、行くんだから。

家族で過ごす時間を大切にする、ということは私は子どもの教育の上でも大事だと思います。春休みはまだ多少の余裕はあるのだから、お父さん、がんばってください。

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スタート

連休明けから、どの塾も新学年がスタートします。

例えば5年生の場合、この段階は新6年という呼び方をするのが塾では多いかと思います。まだ5年生だが、もう6年生だぞ、という意味で「新」がつくわけです。4月になって6年生になれば「新」がとれることになるわけですが。

塾の先生とすれば、ようやく1年が終わった、とともにまた1年前に逆戻りする。

感覚としては「おお、ここからか。」という感じが強いでしょう。受験生を教えていく過程では、もうずいぶん前のことのように思われますが、実はつい1年前のことに過ぎない。つまり、この1年間で相当、子どもたちはできるようになる、ということなのです。

最初は、「え、これもできない?」という感覚が出てくるのは仕方がない。まだ終わったばかりですから。でも、だからこそ、先生もこの時期からもう一度気持ちを入れなおして、1年間がんばろうという気にならないといけないわけです。ほんの数日で、ここを切り替えるのは多少とも大変なのですが、しかしこれも1週間、2週間と経っていくうちに慣れてきます。

「もっとていねいに式を書かないと、だめだなあ。」

「自分で図を描かないと。」

しかし、それでもついダメだしが多くなるのが、この時期の常ではあるのです。目の前で結果が出たから仕方がない部分があるわけですが、今の子どもたちは1年後ですから、「長い目で見なきゃいけない」と自分に言い聞かせる先生も多いことでしょう。

この時期、新たな先生になる子どもたちもいるかもしれません。

「今度の先生、ちょっと怖いんだよね」
ということがあるかもしれませんが、多くはほんの短い間だけですから、あまり心配しないでください。

目の前の結果を踏まえて、つい老婆心が先に出てしまっているだけのこと。だんだん子どもたちの状況を受け入れて、「まず、ここからやろうか」が始まる季節なのです。

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楽をしたいから考える

今年の灘の一日目の計算問題が話題になっているそうです。

こんな問題を小学生が解くのか?ということがポイントのようなのですが、確かにこれをゴリゴリやっていくのは骨が折れます。

しかし、きっと灘の受験生はこれは何かあるだろう、とは思うでしょう。

変な数ばっかり並んでいるな、と思った時に183が目につきます。

183は3で割れる。183=3×61 61かあ、あ、ここにありそうだな。

というので671÷61=11ということになるから、どうもキーとなるのは61だと見当がつきます。

で、あとは式を書いてみれば、以下のように解けるでしょう。

こんな計算をだれも、ゴリゴリとやりたくはない。

だから、考える。しかし、だからこそ、おもしろいし、考える力もついてくるのです。

これが小学生にできるのは、まあ、勉強の賜物ですが、しかし、考える力をつけるというのは、むやみやたらに勉強することではありません。

楽をしたいから考える、ズボラであることは、大事な成長の要因なのです。

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