2013年受験に向けて」カテゴリーアーカイブ

まず面談へ

新学年が始まって1か月が経過しました。

今年からカリキュラムが変わっているところもあり、実際に新4年生、新5年生はめまぐるしい1か月間ではなかったかと思います。そろそろ最初の組み分けや月例テストも行われ、結果も帰ってきたところもあるでしょう。

「このまま、ついていけてるのかしら」

「このままのペースで、受験までなんて、もたない」

いろいろな感想があるかもしれません。特に最初のお子さんの受験の場合だと、ペース配分がわからなかったり、具体的な勉強の仕方がわからない場合もあるでしょう。

そんなときは、当ブログへ、と言いたいところですが、そうではなくて、すぐに塾の先生と相談してください

塾によって面談のシステムが異なりますが、申し込めばほとんどの塾が面談をしてくれると思います。

で、今感じている不安や、疑問点を面談前に書き出しておきましょう

これは私が面談を受けていた時に、よく保護者の方に勧めていました。時間の制限もあるので、「聞きそびれた」ということがないようにしておきましょう。

一回全部書き出してみるのです。

で、そこから何が問題なのか、お父さん、お母さん自身も整理できて、

「あ、ここをなんとかしなきゃいけない」とポイントがはっきりしてくるでしょう。

メモを見ながら、面談をしていただくと、ご家庭の疑問点がこちらもわかりやすくなるので、具体的な勉強法をお話することができます。

「本人ががんばらなきゃだめですね」

はまったく意味がない。そんなことはわかりきっているわけで、だからどうがんばるか、具体的な方法を聞いてくることが大事です。

「全部聞けました?大丈夫ですか?」

メモを見ながら、

「大丈夫です。先生、全部聞きました!」

と言っていただくと、お話する方もうれしいし、何よりご父母のお顔が晴れやかになると思います。

そろそろ面談を申し込んでみてください。

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子どもがすでに持っているものを大事にする

上の図はバスです。さてこのバスはどっちに向かって走るのでしょうか?

「この図だけで答えがでるんですか?」
「そうだ」
「ホントですか?」
「これはね、K小学校の入試問題なんだ」
「はい??」

幼稚園生が解ける、といわれて考えました。しかし、よい考えが浮かびません。

「わかりません。こんな問題ホントに出るんですか。」
「うん、出る。答えはね。Bなんだよ。」
「え、どうしてですか。」
「こちら側にドアがない。ということは、向こう側にドアがある。だからBなんだ。」

おわかりになりますか?

つまり左側通行の日本においては、当然左側にドアがこなければならないのです。ところがバスの絵にはドアがありません。ドアがないバスはありえないので、向こう側にドアがついていることになります。したがって、向こう側が歩道に面している、したがってバスはBの方向に動くということがわかるのです。

この問題を今でも覚えているのは、そのとき大変ショックを受けたからです。その当時、小学校受験の指導を担当するわけではなかったのですが、これは大変なことになったと思ったものです。なぜなら、自分でも発見できなかったことを、どうやって子どもたちに教えればいいのか?という大きな壁が突然、自分の前に現れたからでした。

「この手の問題は、大人は気がつかない、でも子どもは気がつく、なぜだかわかるかい?」
「いや、わかりません。」
「ははは、子どもには常識がないからだよ。子どもは見たものを覚えている。今乗っているバスと何が違うのか、それだけしか知らない。バスは乗り物だ。ドアがないと乗れない。そこを考えるから、答えがわかるんだ。もちろん、全員がわかるわけではないけどね。」

大人はある意味、いろいろなことを知っている分、本質が見えなくなることがあるものです。その意味ではむしろ子どもの方が大人より優れている、だから先輩は私にこういうことを教えたかったのです。

子どもに教え込もうなどとは思うな。子どもがすでに持っているものを大事にしろ

塾というのは、子どもに教え込む場所だとみなさん、思われるでしょう。もちろん、そういう塾もあります。ただ、それでは本当の力はつかない部分がたくさんあるのです。子どもに見えて、大人に見えないことはたくさん、あります。

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私立中学は、いくらかかる?

学費保険の調査で、私立中学の年間必要額は年額で約150万円という話を聞きました。

150万円!

そうか、そのくらいはかかったかな。と思います。

私学の学費は大学付属が高く、進学校はそれほどでもない。まあ、大学予備校の費用が含まれていると、勝手に考えて自分を納得させるしかありませんが、学費が1年間に高いところで100万円前後。安いところで50万円から60万円。

初年度は入学金や施設費、制服代がかかるから、おおむね100万円から150万円。じゃ、すまないかなあ。

そうなると、やはり中高あわせると1千万円前後にはなってしまうので、やはり学資保険は正しい、という感じです。

子どもがいなきゃ、マンションの1つも買える、という話は以前、親父同士で話をしたことがありますが、やはり教育費はかかりますね。

学校以外のところでもやれ合宿だ、旅行だ、塾だ、稽古事だ、まあ、出ていく、出ていく。

その割に感謝されてないかなあ・・・。

彼らも自分の子どもがそういう世代になると、わかるんでしょうけどね。

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