各校の入試問題から」カテゴリーアーカイブ

年齢算

2009年 洗足学園1回目の問題です。


父親、母親、長女、次女、三女の5人家族がいます。現在、この家族の年令の和は126歳ですが、10年前の家族の年齢の和は78歳でした。また、5年後には長女が大学の近くに住むことを予定しているため、一緒に住めなくなるので、同居している家族の年齢の和は130歳になるといいます。このとき、次の問いに答えなさい。ただし、子どもの年齢はすべて異なるものとします。
(1)現在、三女は何歳ですか。
(2)現在、長女は何歳ですか。
(3)現在、母親の年齢は次女の年齢の3倍よりも3歳多く、父親よりも5歳年下です。
  現在、父親は何歳ですか。なお、この間題は解答までの考え方を表す式や文章・図などを書きなさい。


年齢算の中にはいくつかおもしろいパターンがあるのですが、だいぶ古典的になってきて最近はあまり見かけなくなりました。

これはそのひとつ。

現在の5人の年令は126歳。10年前は78歳。 10年前を考えると、126-10×5=76歳になるはずだから、10年間で8歳しか年をとらなかった人がいるということです。家族の和、といっているところがまあ、ミソです。5人の和だとウソになってしまうので。双子なら10年間で9歳ずつ、というパターンもあり得るのですが、今回の場合は子どもの年齢がすべて違うという条件なので、双子のケースは除外しましょう。

つまり、ここで三女は8歳とわかるわけです

次に5年後に長女が同居しなくなるので、家族の年令の合計が130歳。

もし5年後に長女がいれば、126+5×5=151歳になっていないといけないので、151-130=21才が長女の5年後の年齢。したがって現在長女は21-5=16歳 となります。

そうすると現在の年令で次女を【1】とすると、母は【3】+3 父は【3】+8 より合計は【7】+11 これが126-16-8=102歳になります。

(102-11)÷7=13才…次女 したがって父親は13×3+8=47歳と求められます。

(答え)(1)8歳 (2)16歳 (3)47歳

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メタンとプロパン

2012年東京農大第一の問題です。


メタン、プロパンという気体があります。これらの気体はよく燃え、燃料として用いられることがあります。以下の内容をもとに、後の問いに答えなさい。

メタンが燃えるとき、メタン100cm3と酸素200cm3ちょうど反応して、二酸化炭素100cm3と水ができます。

プロパンが燃えるとき、プロパン100cm3と酸素500cm3がちょうど反応して、二酸化炭素300cm3と水ができます。

このとき発生する水の体積は、気体の体積に比べて非常に小さいので無視することができます。

また、反応する気体(メタンと酸素、プロパンと酸素)はどちらかが余ることはあっても両方余ることはありません。つまり、メタン200cm3と酸素800cm3からなる混合気体1000cm3を燃やすと、メタン200cm3と酸素400cm3が反応して、二酸化炭素が200cm3できます。このことから、燃えたあとの気体は、反応しないで残った酸素が400cmと、燃焼によってできた二酸化炭素が200cm3あるので、合計は600cm3となります。

問1 メタン400cm3を完全に燃やすために必要な酸素の体積は何cm3ですか。

問2 プロパン50cm3と酸素250cm3からなる混合気体300cm3を燃やすと、燃やした後の気体の体積は合計で何cm3になりますか。

問3 メタン300cm3と酸素300cm3からなる混合気体600cm3を燃やすと、燃やした後の気体の体積は合計で何cm3になりますか。

問4 メタンとプロパンが200cm3ずつ混ざった気体があります。
 (1)この気体を完全に燃やすために必要な酸素の体積は何cm3ですか。
 (2)燃やした後、発生した二酸化炭素の体積は何cm3になりますか。

問5 メタン20cm3とプロパン30cm3と酸素250cm3が混ざった気体があります。この気体を燃やすと、酸素と二酸化炭素のみの気体になりました。燃やした後の気体の体積は合計で何cm3になりますか。

問6 メタンと酸素の混合気体1000cm3を燃やすと、800cm3の体積になりました。燃やした後の気体には酸素と二酸化炭素が存在していました。燃やす前の混合気体の中にあった酸素の体積は何cm3でしたか。


問1 メタン:酸素:二酸化炭素は1:2:1
メタン400cm3に対しては酸素は400×2=800cm3必要になります。
(答え)800cm3

問2 プロパン:酸素:二酸化炭素は1:5:3なので、
50×5=250cm3の酸素が消費され、二酸化炭素が50×3=150㎝3が出ます。
残った酸素はないので、残った気体は150㎝3
(答え)150㎝3

問3 メタン:酸素:二酸化炭素は1:2:1
酸素が300㎝3しかないので、燃えるメタンは300÷2=150cm3
したがって残るのはメタンと150cm3の二酸化炭素になるので
150×2=300
(答え)300cm3

問4 メタン200cm3に必要な酸素は200×2=400㎝3 出る二酸化炭素は200㎝3
プロパン200㎝3に必要な酸素は200×5=1000cm3 出る二酸化炭素は200×3=600㎝3
したがって
(1)は1000+400=1400㎝3
(2)は200+600=800cm3

問5 全部燃えたということですから、
メタンに必要なのは20×2=40㎝3の酸素、できる二酸化炭素は20㎝3
プロパンに必要なのは30×5=150㎝3の酸素です。できる二酸化炭素は30×3=90㎝3
必要な酸素は40+150=190cm3 残った酸素は250-190=60㎝3
したがって気体の体積は
20+90+60=170㎝3
(答え)170㎝3

問6 メタンの体積を【1】とすると、必要な酸素は【2】、できる二酸化炭素は【1】です。最初にあった酸素を(1)とすると

【1】+(1)=1000
(1)-【2】+【1】=800

という式を得られるので、
(1)+【1】=1000
(1)ー【1】=800
から(2)=1800 (1)=900
(答え)900cm3

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場合の数の問題

2011年学習院中等科の問題です。

4ケタの数からある位の数を1つ消し、その位をつめて3ケタの数を作ったところ101になりました。このとき次の問いに答えなさい。
(1)この数になる4ケタの数のうち、最小の数を求めなさい。
(2)この数になる4ケタの数は全部でいくつあるか、求めなさい。
(3)この数になる4ケタの数をすべてたすといくつになるかを求めなさい。


題意はシンプルだと思うのですが、ミスを起こさないように解いていきましょう。

(1)一番小さくなるのは100の位が0になるときですから、1001が答えになります。
(答え)1001

(2)■101 1■01 10■1 101■ 
の4通りが考えられます。

最初の■101は0が入らないので■に入る数は9通り、それ以外はすべて■に10通りの数字が入るので9+10×3=39通りになるのですが、
1101、1011、1001が重複して数えられています。
したがって39-3=36通り
(答え)36通り

(3)
■101の和は (1+9)×9÷2×1000+101×9=45909
1■01の和は 1001×10+(1+9)×10÷2×100=10010+4500=14510
10■1の和は 1001×10+(1+9)×10÷2×10=10010+450=10460
101■の和は 1010×10+(1+9)×10÷2=10100+45=10145
ここから
1101+1011+1001=3113を引くので、
45909+14510+10460+10145-3113=77911
(答え)77911

場合分けをした後、重複をぬかさないように気を付けましょう。

「映像教材、これでわかる場合の数」(田中貴)

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