中学受験で子どもと普通に幸せになる方法」カテゴリーアーカイブ

ラスト1週間はバランスよく

    どうしても、残りの期間を考えると、暗記物に偏る傾向があるでしょう。
    社会や理科の知識、国語の漢字、確認したいことは山ほどありますが、やはりテストは4教科で行われるので、国語の読解も算数の問題演習も、まったくやらないというのは、問題でしょう。
    ラスト1週間はバランスよく。4教科、一通りこなしていくことをお勧めします。
    過去問や類題の演習で4教科、一通りはこなし、かつ、時間を見て暗記ものの確認をする。
    1週間、国語の読解をやっていなかった、なんてことのないように気をつけてください。

大はずれ

    去年、9月に慶應進学館にこんな記事を載せました。
    昨日、普通部の発表によると、昨年859名 今年は680名。
    あら、20%減。
    昨年はグリーンラインの開通で、田園都市線方面からの通学が簡単になったので、増えたのです。
    で、厳しくなったから、反動ということも多少あるでしょうが、やはりこうなると、早稲田高等学院の影響であると認めざるをえませんね。
    大はずれでした。

中学受験で子どもの人生は決まらない

    まあ、この時期は子どもも、親も、決して落ち着いてはいられない。
    できない問題があったり、実は忘れていた、なんてことがあると、
    ついつい
    「大丈夫?」
    といいたくなってしまうもの。
    ただ、あまり細かいことを言い始めてしまうと、今度は子どもが自信をなくす、つらくなってしまう。自分の力を出し切れない、ということになりがちです。
    だから1月は、もう腹をくくるのがいいとお話はしていますが、なかなかそうならないのが「親心」なんです。
    そこでおまじないです。

中学受験で子どもの人生は決まらない

    私はたくさんの子どもたちを送り出してきました。最初の子どもたちは、もう社会の中核で活躍しています。受験の結果がどうであったのか、という話でいえば、それをプラスにした子がいる、活かさなかった子がいる、ということなのです。
    合格しても、その後勉強をなめてしまった子がいる。合格して、その学校の良さを謳歌し、自分の道をしっかり見つけた子がいる。
    不合格だったが、そのことが発奮の材料となって、その後がんばった子がいる。不合格のまま、ついだらだらとした子がいる。
    合格、不合格よりも、実はその後、その経験をどう活かしたか、ということが子どもの人生には大事なのです。
    だから親は、この結果がどうあれ、プラスに考えてあげよう、良くがんばったんだから。という気持ちをどこかに持っていてください。
    そして、この2週間弱。健康に気をつけて、けがもなく、無事試験を受けられることに注力しましょう。