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まあ、この時期は子どもも、親も、決して落ち着いてはいられない。
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できない問題があったり、実は忘れていた、なんてことがあると、
ついつい
「大丈夫?」
といいたくなってしまうもの。
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ただ、あまり細かいことを言い始めてしまうと、今度は子どもが自信をなくす、つらくなってしまう。自分の力を出し切れない、ということになりがちです。
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だから1月は、もう腹をくくるのがいいとお話はしていますが、なかなかそうならないのが「親心」なんです。
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そこでおまじないです。
「中学受験で子どもの人生は決まらない」
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私はたくさんの子どもたちを送り出してきました。最初の子どもたちは、もう社会の中核で活躍しています。受験の結果がどうであったのか、という話でいえば、それをプラスにした子がいる、活かさなかった子がいる、ということなのです。
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合格しても、その後勉強をなめてしまった子がいる。合格して、その学校の良さを謳歌し、自分の道をしっかり見つけた子がいる。
不合格だったが、そのことが発奮の材料となって、その後がんばった子がいる。不合格のまま、ついだらだらとした子がいる。
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合格、不合格よりも、実はその後、その経験をどう活かしたか、ということが子どもの人生には大事なのです。
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だから親は、この結果がどうあれ、プラスに考えてあげよう、良くがんばったんだから。という気持ちをどこかに持っていてください。
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そして、この2週間弱。健康に気をつけて、けがもなく、無事試験を受けられることに注力しましょう。