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土曜日通学

受験校の多くは、土曜日授業をやります。

だから普段は日曜日しか休みがなく、しかもそこで部活があったりするから、ほぼ、家族と共有する時間が少なくなる。

ただ、土曜日に学校がある、というのはやはり学力上違いを生むことは明白なようです。

土曜日は午前中だけ、というところもあるが、その後午後学校でいろいろなイベントがあったり、補習をする学校もある。

だから、土曜日休む学校に比べると、勉強のペースが早い。

ここのところ私立では中学の過程を中2までに終える、というのは割と当たり前になってきましたし、その分、高校での勉強を先取りするようにもなってきた。

これはある意味一貫校の強みではあるのです。

公立に行くと、中学までの過程でいったん入学試験になるので、高校は高校で新たにスタートしないといけなくなるから、実はここで1年間ぐらいの差がついていることが多い。

私立の方が大学受験には有利である、というのはその通りなのですが、土曜日通学もそれに寄与しています。


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モチベーションを探す機会

私立に行くと、勉強もさることながら、まあイベントが多い。

今の時期は概ね、修学旅行や遠足の時期なのですが、まあ、学校によっていろいろパターンがある。

修学旅行と言っても毎年だし、遠足もまあ、ハイキングというよりも社会科見学だったり、体験学習だったりする。

この全てが、基本的に子どもたちがこの先何をやりたいかを決めるモチベーションを探す機会、なのです。

先輩の職場に出かける、というようなことをやっている学校もありますが、ただ勉強させるだけではなく、この先自分は何をやりたいのかを考えさせる機会をなるべく増やしたいという思惑があるのです。

だから、お金もかかるが、その分、また見返りもあるかもしれない、と思って親はがんばっているわけですが・・・。

だけど親も行ったことがないところへ行く学校は結構多いですよねえ。


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女子大の閉鎖

公立高校の閉鎖と並んで女子大の閉鎖も続いています。

少子化だから、大学進学もそれほど大変ではなくなってきており、浪人が減ったから予備校も閉鎖されている。

さらに共学の総合大学の門戸が広がっているので、女子大にする必要がなくなりつつある。これは短大も同じことでしょう。

高校卒業後女子の受けいれ先立った短大や女子大は4年総合大学に取って変わられつつあり、この流れは止まらない。

やがて名門と呼ばれた女子大にもその矛先が向くだろうと思っています。

今の中高一貫校の中にもいくつか女子大の附属校がある。これはどうなるのか?

大学は閉鎖しても中高は閉鎖されないだろうと思っています。これはこれでちゃんとニーズがあるし、募集もちゃんとできている。

ただ、出口の方向性を明らかにしないといけないところははっきりしているので、4年制大学の受験体制をどう取れるのか?がこれからの鍵になるでしょう。




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