中学受験で子どもと普通に幸せになる方法」カテゴリーアーカイブ

説明する気持ち

記述の採点をしていると、勝手な思い込みで書いていたり、言葉が不足している答案をよく見かけます。

本人はなんとなくはわかっているようですが、しかしそれを相手に伝えようとする気持ちが不足している、だから勝手きままに書いて「わかっている」ことが採点者に伝わらない。

答案というのは、自分が何を理解したのかを採点者に伝えられなければいけないのです。単に答えを書くだけなら、YESかNOかですが、途中の考え方を記述で書いたり、あるいは登場人物の心情を説明する場合は、何がわかったのか、どういう考え方をしたのか、その過程をなるべく詳しく書いていく必要があるわけです。

「わかってもらいたい」という気持ちが文章に出る子は、大方合格します。逆にその気持ちがない子は、伝わってこない。「何を言いたいのか?」が見えてきません。

過去問を練習したり、記述問題を練習したりするとき、まずは「わかってもらいたい」という気持ちをしっかり持たせて練習させてください。

でないと、時間の無駄になることが多いものです。

中学入試説明会を終えて

昨日の大倉山で全12会場の説明会が終了しました。

今回のテーマはこれからの中学受験。今の中学受験は過熱気味ですが、やはり過熱すると塾の論理が家庭の論理を上回ってくるところがあり、過度の負担が出てきます。出題範囲もいたちごっこで増えてきていて、全部拾おうと思うと大変なことになります。

昨日お目にかかったお母さんは「私の役目はそぎ落とすこと」とおっしゃっていましたが、まさに正解!!

テキストにしても宿題にしても、いろいろ出てくるでしょう。しかし計画を立ててみると「こんなの、終わんないよねえ」と場合が少なくないのです。ですから、親が見て上手にさばいてあげないと、子どもは一応「やらなきゃ」とは思うのですから注意が必要です。

次の説明会のシリーズは来年3月。2007年受験を振り返ってということで、来春の受験の総括をします。加藤(ハイハイ)がデータをまとめてくれますので、またいろいろなお話ができるでしょう。参考になさっていただければよいと思います。

さあ、あとは冬期講習です。

いたちごっこ

中学受験の範囲は年々増えています。

最近の社会の問題を見ていると、現代社会の問題が増えて、いろいろな単語についての知識を求められるようになりました。横文字も増えてPKOなども当たり前に知っていないといけません。

そうなると対策する方としては、カリキュラムを見直します。単純に地理や歴史というわけではなく、国際関係や現代史なども範囲に含まれていくわけです。

結果としていわゆる出題範囲というのは膨大になり、今では小5、小6、中1、中2ぐらいまでの範囲がカバーされなければいけなくなりました。

だからといってそれがすべて必要なのか?といわれればそうではないでしょう。中学入試の問題を分析しているとやはり全体の3割が出題の7割を占めています。したがってその3割を知っていれば、70点はとれる。つまり闇雲にいろいろなことを勉強するよりは、その3割をしっかりと勉強する、そういう勉強法が必要なのです。

この3割はある意味、受験する学校によって違ってきます。例えばあまり地理の細かい知識を出さない学校(~平野、~山地などの地名を答えさせる問題)が増えてきています。したがってどこを受けるのか、どこを志望するかによって対策は自ずと変わってくるでしょう。

あまりいたちごっこに関心を払わず、むしろ第一志望の学校に照準を絞って3割が何かを考えていった方が効率はよくなるはずです。もう一度、出題傾向をしっかり見直してみてください。