第28回 月に関する問題

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■下の図を見てください。月は地球のまわりをまわっていますが、それを簡単にあらわしたのが下の図になります。

■この図は北極の方から見た図です。右側から太陽が照らしていますので、斜線部が影になります。北極から見て西から東に地球は自転しています。この方向は図の矢印が示しています。さて、ここで問題です。

■では三日月は図の①~⑧のどの月でしょうか。

■ 地球から見たとき、月も太陽からの光があたる場所と影になる場所がありますから、月の満ち欠けがおこるのです。例えば正面から見ると③の月はまったく影になっているところが見えません。したがって③は満月になるのです。①の月は正面から見ると右半分が太陽の光があたり、左半分が影になっていますので、上弦の月ということになります。したがって三日月は正面から見たとき、右側が一部照らされていてその他は影の中に入っている月ですから⑧が正解になります。

(平成18年4月23日)

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