第24回 太陽に関する問題

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■下の図を見てください。これは太陽の一年の動きを示しています。

■夏至は太陽が一番北側からあがり、一番北側に沈みます。したがって南中高度が高くなっています。春分や秋分は太陽が真東から出て真西に沈みます。冬至では一番南側から太陽が出て、一番南側に沈むため太陽の南中高度が一番低くなっています。さて、今図で人のたっているところにぼうをたてて、冬至の日、春分の日、夏至の日にぼうのかげの動きを記録しました。

■では図のア、イ、ウはいつの記録でしょうか。

■ アは影が東西の線を切っています。ということは太陽も東西の線をまたいだはずですから、これは夏至になります。春分、秋分は真東から出て真西に落ちるので、影は直線になります。冬至は太陽の南中高度一番低いのですから、影の長さが一番長くなるはずで、これがウです。一番影が短いのは夏至ですから、これだけでもすべてがわかりますね。

(平成18年4月19日)

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