■学力向上、この一手を書いてきましたが、これに関する練習問題の必要性を感じてきましたので、問題を少しずつアップしていきます。どのくらいの間隔でアップできるかは、ちょっと自信がない面もありますが、がんばっていきたいと思います。
■さて最初の問題は、規則性に関する問題です。
■これは中学入試では基本問題のひとつでしょう。最初、イメージがわかなければとにかくやってみればいいのです。
3が1個のときは、答えは3。3×3=9 3×3×3=27ですから1の位は7、次は3×3×3×3=81ですから1の位は1、その次の積は81×3=243なので1の位は3、そうです。1の位の数が循環しています。
■3.9.7.1.3.9.7.1.3.9.7.1・・・と繰り返されています。4個ずつの繰り返しになっています。問題は200個かけていますから、200÷4=50でしっかり割り切れます。ということで答えは1になるわけです。
■1を繰り返してかけると、ずーっと1です。2は繰り返してかけると2,4,8,6,2,4,8,6・・と繰り返します。4は4,6,4,6,4,6・・と4か6にしかなりません。5はずーっと5のまま。このような規則が整数にはたくさんでてきます。
■きれいなとき方は必要ありません。まずはやってみる、そして仮説を立ててみるのです。その仮説が検証できればいいのです。この場合はやってみて、繰り返していることが明らかになりましたから、あとは計算して解けばいいということになるわけです。
(平成18年3月27日)