第17回 夏の健康管理

Pocket
LINEで送る

■夏の健康管理

■ここ数日間、東京はやや涼しい日が続いていますが、これからまた暑くなっていくでしょう。最近は温暖化が進む、夏の暑い日は亜熱帯のような気候になってきています。したがって外で遊ぶ子どもたちのようすにも注意を払わなければなりません。

■先日も熱中症で倒れた子どもたちがいましたが、この暑さ対策をまずしておくべきでしょう。夏の勉強法で一番大事なポイントは朝早い時間をいかに有効に使うかということです。最近は大人の時間に合わせて子どもたちが夜遅くまでおきている傾向がはっきりしています。しかし、夜遅くまで勉強することは子どもたちの成長にとって、あまり良いことではありません。

■成長期の子どもたちのからだは睡眠と休養が必要になります。したがって睡眠時間が減ってくると、効率もあまり良いとはいえませんし、実際に夜遅くまで勉強していても効果はあまりないのです。子どもたちは早めに寝て、朝早く起きる生活スタイルがいいでしょう。

■午前中になるべくその日の大半の学習を終えてしまうスケジュールを組んで、なるべく朝型の生活様式を実行してください。そして5年生ぐらいまではやはり昼寝も非常に重要な要素になるでしょう。20年前に比べて明らかに暑くなっているわけですから、時間のすごし方も工夫が必要です。

(田中 貴)

(2005年7月25日)

Pocket
LINEで送る