9月の四谷大塚の合不合資料で「あれ?」と思ったことがあります。2月1日校で早稲田が麻布と並んでいました。
そこで、日能研のR4を見てみると以下のような違いになりました。
まあ、こうやってみれば、多少の違いかなあ、という感じもしますが、よく見てみるとやはり城南地域の学校は日能研が高い。城西~城北にかけては四谷が高い、という傾向がありそうです。
塾の成り立ちから考えてみれば、その通りなので、案外、こういうところに地域性は出てくるのかもしれません。ということは、どちらが正しいという議論でもなさそうです。
つまり、城南の学校を受ける子は日能研に多く、したがってその学校が高い。逆に城西~城北の学校を受ける学校は四谷に多いから、その学校が高いということになる。両社ともきちんとデータを処理した結果、こうなったということではないでしょうか。
もうひとつ言えることは、やはり子どもたちの志望校が地域に固まってきた、ということかもしれません。震災の影響だと思いますが、あまり家から遠い学校は選ばない傾向になってきていると言えるでしょう。
で、偏差値の1ポイントは確かに大きいのだけれど、63なら受かり、62なら落ちるというような厳密なものではないので、あとは粛々と志望校に向けての準備を進めてください。
各社が出す偏差値や合格可能性には、このような傾向があるので、いくつかのデータを見比べてみながら、抑えの学校などは考えていかれると良いでしょう。
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