最近の進学塾のカリキュラムを見せてもらうと、4年生の後期に早くも割合や速さが出てきます。
ということになれば、当然、小数や分数の計算はかなりできるようになっていかないといけない。
しかし、そういう過程がどうしても後手に回るケースが増えています。学校では当然、まだやらないし、塾のテキストにも少し載っているものの、教室で練習するということはまずない。
したがって4年生の夏休みはある意味、小数と分数の計算を先に練習しておいた方が良いのです。
というのも、塾では突然、そのカリキュラムが始まります。
例えば通分。約分。1週間で終わってしまう。翌週はもう次のカリキュラムが来るので、十分に理解しないまま、積み残してしまうと、次がもっとわからなくなる。
約数・倍数→公約数・公倍数→通分→異分母の和差→分数の乗除→割合
とまあ、こんな感じで進んでいくわけですが、分数や小数は当然、練習しないとできない。
ので、ぜひこの夏休みに練習してください。
速いのが良いとは思わないが、いったん教わる以上はやはりできるようになっていかないと、子どもが自信を無くします。勉強に対する意欲をそいでしまうわけにはいかないので、少しずつ練習していきましょう。
ただし、ほめながらやってください。4年生の秋に分数がわかるなんて、すごいことですから。
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