低学年での学習

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エルフィーキッズの内容を選定するにあたり、私は最初から中学受験を前提に組み立てました。それは、近年4年生ぐらいから入塾してくる子どもたちの基礎学力に非常に幅があったからです。早い子どもでは、小数の計算ぐらいまで割としっかり練習できていて、授業の飲み込みも非常に早い。実際に算数の説明を聞いていて、計算力が早いと指導員が言っている計算の説明がすーっと入ってくるが、そうでないとやはりひっかかってしまいがちなのです。

だから低学年で基礎学力をきちんとつけておくこと、四則計算や漢字、文をきちんと書くことなど、反復練習をすることが重要だと思っていました。しかし、ご家庭でそれができる場合とできない場合があるわけで、キッズに関してはそれを塾でできるようにカリキュラムを組んだわけです。

子どもたちの様子を見ている限り、やはり少しずつでも早くから準備をすれば半年経過するだけでだいぶ違います。最初はじっと座っているのも大変だった子どもがだまって計算に向かっている姿を見ると、こういう時間をしっかり確保することが大事なんだと感じます。

これはご家庭でも毎日30分から1時間確保するだけでだいぶ力が違ってきますから、中学受験する、しないにかかわらず基礎学力をしっかり身につけていくようにしてください。

昨日の文部科学省の調査発表によると
0.7×0.4=0.28の小学5年生の正解率は55%しかないそうです。

低学年から少しずつ準備していけば、大きな負担感もなくできるようになるレベルの話だと思うのですが。

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