学校との縁

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これまで多くの受験生を見てきて、やはり学校との縁、というのを感じることが良くあります。

例えば入試中、風邪を引いて力を出すことができずに何とか2次募集で合格した学校に通学した子がいます。当然、今まで行ったこともない学校だったので、本人自身が相当気持ちが折れていたと思うのです。

しかし、そこで彼は部活に活路を見出します。そして中学の間、ずっとテニスに打ち込みました。学校の勉強はもうそこそこ。親の方はハラハラだったとは言いますが、それが本人のやりたいことだから、と納得して見守ってきました。

そして高校に進学して、なんと都大会を勝ち抜き、インターハイに出場。これは、思ってもみない経験だったでしょう。

逆に第一志望に行っていれば、テニスとの出会いはなかったかもしれません。そこまで指導できる先生がいなかったでしょうから。

しかし、それがあったおかげで彼は違うものを引き出してもらい、その経験から「やればできる」と確信して大学は東大に行きました。

かと思うと、中学校でせっかく入った学校をやめる子どもたちもいます。

ある子は、別に成績が悪くなかったわけではないのですが、中学で残念だった学校にもう一度挑戦したい、という一心で勉強し、その希望を果たしました。中学受験では縁がなかったのでしょうが、自分からちゃんと高校で縁をつないだのです。

これから入試を迎えますが、いろいろな縁が子どもたちに訪れるでしょう。それをまた力にするのも本人の力ですから、大いに気持ちを強く持って力を出し切ってもらいたいと思います。

今年1年ありがとうございました。

良いお年をお迎えください。



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