出題形式と問題レベルの分類

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算数の各校の出題分析をするにあたり、いくつかの軸があるわけですが、まず形式から考えるとわかりやすいでしょう。

大きく分けて3つのパターンがあります。

(1)完全記述型 
(2)単答記述併用型
(3)単答型

完全記述型というのは、すべての問題が記述式で出題される。答えがあっていてもその過程をすべて検討するので、「この解き方はおかしいな」ということになると×になる可能性がある、というパターンです。

その反対が単答型。答えだけ記入すればよいので、合っているか、間違っているか、だけで採点します。例えば勘であっていても正解であれば得点できる。その中間型は(2)で、一部の問題が記述式になっているが、この記述の採点基準が(1)の完全記述型とは異なる学校があります。(1)の場合は答えが合っていても考え方がおかしいという場合は減点、もしくは全部が×という扱いになるが、(2)の記述の場合、答えが合っていれば記述は見ない。ただ、答えが間違っていても、記述が書いてあれば一部部分点を加点します、というもので、まあ、考えようによっては受験生にはやさしい。

ただ、どうせ答えが合っていれば見ないのなら、別に記述でなくてもいいではないか、という議論もありそうです。

で、これに問題の出題レベルが加わります。

(1)の場合は概ね出題が大問4問程度、各大問に小問が3問程度ですから、合計12問。したがってそれなりに一問一問のレベルが難しくなる可能性が高くなります。ただ、全部難しくしてしまうと、差がつかなくなるので、まあ、それなりに得点ができる問題も作る、という感じでしょうか。

一方単答型の学校は、大問で8問~10問。小問数で20問程度になることが多く、基本から応用までという感じで並びますが、ただしここにどのくらいの応用問題が入ってくるかに違いが出てきます。

小問数20問のレベルで分けてみたときに基本、標準、応用、難問とレベル分けしてみると、応用問題と難問はあまり入っていないことの方が多い学校とそれなりに入っている学校に分かれる。

入っていない学校は、それこそ基本、標準のできで決まってしまいますから、そうなると対策は絞られてきます。一方、応用、難問が入るとはいっても(1)のレベルとは違いますから、それなりに勉強する範囲を絞り込むことができる。

こうやって、練習すべき形式、レベルが決まっていけば、それなり対策は絞られてくるわけです。

受ける学校もできることならば、出題傾向が揃っているほうがやりやすいところはあるわけで、まずは過去問を見てどういう出題になっているかは、しっかり検討してみることが必要でしょう。


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