近年、国語の問題文の量が非常に長くなる傾向があります。
長い出題文になると、選択肢の根拠となる部分を見つけ出すのもなかなか大変になるし、物語文ではいろいろな登場人物が出てくるから、その関係を把握するのも大変になる。
これは国語ばかりではなく、理科や社会の資料や導入文も長い。
入学試験は試験時間が決まっているわけで、したがって速く文が読めることは大事なのですが、速く読め、と言われてもそう簡単ではありません。
世の中速読術なるものもありますが、その練習をするのも本末転倒なところがあります。だから、とにかく速く読め、という言い方は子どもたちにあまりしない方が良いでしょう。
これは成長と共にだんだん変わってくるし、やはり本を読む量が多いかどうかで決まってくるところもある。日頃から本を良く読んでいる子はやはりそれなりに速いが、まったく読み慣れていない子はやはり遅い。
遅いは遅いなりに問題を解いていくしかないのです。遅い子は当然着手率が下がるわけだから、必然正解率を上げるしかない。それでも練習を続けていけば、だんだん速くなっていく。
組み分けテストを気にしていると、国語の読解は後回しになりやすいが、練習を積んでいくことでだんだん力は上がってくるので、一定のペースをしっかり守ってほしいと思います。
Newフリーダム進学教室からのお知らせ
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
ウチの子に合うやり方を
5年生の教室から
海外での受験準備
慶應進学館から
男女比の違い
新4年生の保護者のみなさまへ 中学受験パパママ塾「ONE」のご案内