それぞれの学校には学校創立以来脈々と培ってきたスクールカラーがあります。例えば宗教法人から生まれた学校は、ある程度の規律を子どもたちに要求する。
制服の着方から、学校内での過ごし方まで細かい指示がある場合もあるでしょう。これがうるさくていやだ、という子がいます。
しかし、それは全員ではない。むしろそういう生活で自分のペースができるから、その方が良い、と思う子もいるのです。
つまりスクールカラーの善し悪しというよりも、相性の善し悪しといった方が大事になります。その学校のスクールカラーに合えば、学校生活は充実するだろうし、逆に反発が強くなれば学校に行くこと自体がつらくなる。
自由がいい、と思っていても、その自由を奔放とはき違えて努力を怠るようになると、それは本人にとってよかったかどうかわからなくなる。
自分で気がついて、ちゃんと努力するようになればいいが、そうならない場合もあるわけで、そこを見極めておかないといけないのです。
じゃあ、管理型がいいかとも言えないところはたくさんある。
管理型はやらされることが多い分、それに反発してやらなくなる、ということも十分にあり得る。私立から公立に戻る子が多いのは、こういうタイプの学校なのです。
我が子の性格から考えて、どういう学校がいいだろうか。本人ともよく話をしながら決めていく必要があります。
最低6年間は通う学校なので、そこを良く考えてください。
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5月27日 ”追加”中学入試説明会 「学校別対策の考え方」のお知らせ
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受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
これで、良かったか?
5年生の教室から
勉強量に対する誤解
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4月27日の問題