塾に通う日が増えると、当然、教えられることが増えます。
そんなのは当たり前だ、と思われるかもしれませんが、実はその結果として自分で考える時間が絶対的に足りなくなるのです。
特に6年生の後半、過去問を中心に自分で問題を考え解き上げるという作業を十分に積み重ねられていない子が多くなっている気がするのです。当然のことながら、塾に行く以上、先生は何かを教える。
ただ過去問をやっているのを横で見ている、ということは授業ではない、と思われるからでしょう。
しかし、本当はただ見ていてもいいと思うのです。わからないことは教えずに、自分で思いつけるようになるとさらに良い訳です。知ってる、知らないで決まる問題は、答えを見て、それを覚えれば良いだけの話ですから、別に解説はいらない。
したがって、結局わからない問題は算数などの分野に限られてくるところはあるのです。
なので、自分でそういう勉強を積み重ねることに、なるべく早くから慣れてもらいたいと思うのです。そうやって自分で自分の力をつけていく方法を学んでいくと、中学受験だけでなく、この先の受験や勉強に大きな成果を自分で上げることができるようになる。
だから教えられることが多すぎないように注意してください。
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
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5年生の教室から
できなかった問題をやり直す
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2月6日の問題