溶解度に関する問題

Pocket
LINEで送る

2016年明大明治の問題です。


下の表は、3種類の物質A~Cについて、温度とそれぞれの物質が100gの水に溶ける最大の重さの関係を表したものです。このことについて、問いに答えなさい。ただし、解答は、小数第2位を四捨五入して答えなさい。
(1)60℃における物質A~Cの飽和水溶液をつくり、それぞれを20℃に冷やしたとき、最も多くの固体が出てくるのはどの水溶液ですか。A~Cから選び、記号で答えなさい。ただし、飽和水溶液をつくるときに用いた水の重さはすべて同じです。
(2)60℃における物質Aの飽和水溶液の濃度は何%ですか。
(3)60℃の水100gに物質Cを加えて飽和水溶液をつくり、40℃に冷やすと、物質Cの固体が何g出てきますか。
(4)60℃の水35gに物質Bを5g加え、完全に溶かした後20℃に冷やすと、物質Bの固体が何g出てきますか。
(5)40℃における物質Cの飽和水溶液200gから水50gを蒸発させた後20℃に冷やすと、物質Cの固体が何g出てきますか。

20160619t002


【解説と解答】
(1)Aは37.3-36=1.3 Bは14.9-4.9=10.0 Cは57.4-11.4=46.0なのでC
(答え)C
(2)37.3÷137.3×100=27.16…≒27.2
(答え)27.2%の水
(3)57.4-23.8=33.6
(答え)33.6g
(4)Bは60℃で100gに14.9g 35gでは5.215g溶けるので、5gは全部溶けています。
一方20℃では1.715gが溶けるので(4.9×0.35)約5-1.7=3.3g出てきます。
(答え)3.3g
(5)40℃でCは100gの水に対して23.8g溶けているので、200gの飽和水溶液の中に水は200÷123.8×100=161.55…≒161.6gになります。ここから50g引くと111.6gですから、
20℃にすると11.4÷100×111.6≒12.7g溶けるので、200-161.6-12.7=25.7
(答え)25.7g

「映像教材、これでわかる水溶液」(田中貴)
============================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

小学生の受験勉強
============================================================
中学受験 算数オンライン塾

6月19日の問題
==============================================================

==============================================================

==============================================================

==============================================================
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(指導・勉強法)へ

Pocket
LINEで送る