ママは「どん、としてらっしゃい!」

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    ここのところ、模擬試験が続いていますから、試験結果が気になるところでしょう。
    お母さんは、試験の結果もさることながら、子どもたちの動揺に弱い。
    「あんなに勉強したのに、算数ができていない」
    「こんな問題、間違えるなんて、僕はばかだ」
    みたいな態度をされたり、言動をされたりすると、もうダメ。
    そりゃあ、かわいそうだし、と思うのが親心ではあるのですが。
    しかし、ここでママが動揺してはいけません。
    いったい、これからどのくらいの試験が待ち受けていると思います?模擬試験、入試、そして中学入試のあとにもいろいろな試験はあるのです。
    だから、ママは「どん、としてらっしゃい!」
    子どもが小学生のうちは、試験の結果は安定しません。あがったり、下がったり。この科目が良かったと思ったら、この科目が下がったり。それが普通なのです。
    だから数ポイントの違いに一喜一憂しない。そして子どもの姿にも一喜一憂しない。
    ただ、一生懸命応援してあげてください。
    例えば、試験がうまくいかなかった。僕はもう受験やめようか、なんていう子がいるかもしれません。
    「1回ぐらいの試験で何いってんの!」
    と喝を入れるぐらいでよろしい。もしそれでもぐずぐずしてるなら、塾の先生に電話をして、話してもらってください。
    (そういう子とたくさん話をしているベテランに託せばいいのです。)
    まあ1日も経てば、次に進むでしょう。そうやって強くなるし、そうやって成長するんです。
    一番いけないのは母の動揺。なぜ? 子どもの動揺に、火に油を注ぐ状態になるからです。家族で動揺したりすると、もういけない。しばらくは勉強に手がつかなくなる。
    だから、「しめしめ、試練にぶつかってるぞ、これが伸びるチャンスだぞ」
    とぜひ思っていただきたい。乗り越えていければ、自信ができる。積極性も身につくのです。
    がんばっていきましょう。
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