今から4〜50年前ぐらいだと、まだ中学受験は黎明期だったので、問題を出す方も対策する方も手探りの部分がありました。こんな解き方は想定していないだろうとか、こんな問題は塾で教えないだろう、みたいな「してやったり、してやられたり」というのがあったものです。
しかし、今は完全に定型化されつつあるわけで、教えるのが早い、遅い、問題演習が多い、少ない、というのはあるだろうが、しかし、だいたい入試に対してこのぐらいまでわかればいい、という範囲みたいなものが決まっている。
その範囲の中でもちろん着想の違う問題が出されていくわけですが、しかし、子どもたちの対策はそこそこ準備ができている感じがします。
ということは、何か特別な方法でできるようになる、ということはないのです。塾があるカリキュラムを作り、その中で組み分けテストをして長い間偏差値や順位を構築して行っているわけだから、それを一気に覆す、ということはそう容易なことではない。
だから、画期的な方法論は存在しません。ある意味、やるべきことをきちんと積み重ねる、ということに尽きる。
ただ、そのやるべきことが、真面目にやるがために、最後の数ヶ月で一気に身につく、ということはあり得ます。今の現状を打破する可能性を見出すとすれば、実は地道にコツコツ、やるべきことをやるに尽きる。
したがって個別指導や、プロの家庭教師、みたいなことを最後に考えることはやめた方が良いでしょう。そうすることで、地道にコツコツが、また遠のいてしまう。
ある期間、しっかり積み上げる勉強があるからこそ、伸びるものなのです。
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