いろいろな塾で偏差値表を配る時期になりました。
偏差値表というのは、縦軸に偏差値があり、横軸に試験日程で学校が並んでいる一覧表です。関東の場合は、1月から埼玉、千葉県で入試が始まり、2月1日以降東京、神奈川が並んでいくあの表のことですが…。
長いことこの表を見てきているので、ある意味なんの違和感も感じていないのですが、しかし、良く見るとこの表はやはり変だなあ、と思います。
例えば合格可能性80%の偏差値で見たときA校とB校が同じ62で並んでいたりするわけです。でもこのA校とB校は同じか、といえば当然のことながら全く違う。受験校、付属校の違いもあるかもしれないし、男女別学、共学の違いがあるかもしれない。管理型の学校もあれば、放任型の学校もあるでしょう。でも一覧にすると同じに見えるわけです。
で、お父さん、お母さんも良く知っている学校ならばその違いがわかるわけですが、だんだん学校選びをこの偏差値表でしていくと、偏差値が同じ学校はみな同じに見えてくるのです。
あるお母さんと面談をしていたときのこと。そのお母さんは地方の出身なので、東京の学校のことはあまりご存じありませんでした。
「いっぱい似たような学校があるんですねえ」
最初はえ?と思いましたが、確かにこの表を見ていると、そんな風に見えたとしてもおかしくはない。
学校選びについつい使ってしまう表ですが、使い方には充分気を付けてください。
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