第16回 プレッシャー

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いよいよ入試が近づいてきました。もうすでに始まっている地域もあり、子供たちにもプレッシャーのかかるところです。プレッシャーはいろいろな形で子供たちに現れてきます。妙にはしゃいでいる子、男の子のうわさばなしに持ちきりの女子、普段では見られないいろいろな形で子供たちはプレッシャーから逃れようとしています。

しかし…

プレッシャーはある意味どうしようもないものなのです。試験が近づいていくるにつれて親も子もなかなか普段どおりにはできないもの。入試は普段どおり、普段は入試通りなどという人もいますが、それができないから問題なのであり。プレッシャーがかかるのはあくまで当たり前の話なので、だからそこで「よし、合格してやるぞ」という気持ちを出せばよいのです。

子供たちはやはり入試の結果を心配しています。「落ちたらどうしよう」この不安は、きっとお父さん、お母さんががっかりするだろうな、恥ずかしいな、というところから発生してくるものですが、試験が終わるまでなくなりません。したがって、結果はいずれにしても出るのだから、今できることをしっかりやろうという切り替えが必要なのです。

入試前だからというわけではありませんが、どんどん勉強することが大事です。あまり遅くまでおきているわけにはいきませんが、時間はなるべく無駄にしない。できる限り受験準備にまわすことでしょう。そして知識や算数を精一杯やることです。

「なんやかんやいいながら、1月はよく勉強したな」でいいのです。その気持ちがある意味プレッシャーをはねのけてくれる唯一の方法と思います。

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