子どもの成績が悪いと、新たに家庭教師をつけるとか、個別に通わせるとか、まあ、そういうことを親としてはつい考えがちになるわけです。
1週間で5日も塾に通い、残りの2日も家庭教師や個別がびっちり。塾も2つ行っているし。いや、それはやはり「やりすぎ」なのです。
子どもがいろいろな情報を与えられすぎて、自分で考える余裕がなくなる、というのが最近、よく見かける「できない子の原因」です。
早いカリキュラム、たくさんの宿題、そして多い塾。インプットが多すぎて、自分でアウトプットするまでの蓄積がないまま、アウトプットを求められている、といってもいいかもしれません。
以前は子どもができないと、「勉強してないだろう」と思うのが普通でした。しかし、今の子どもたちが「勉強していない」というのは割合としては高くない。むしろ「やらされすぎて自分で考えていない」ということになっているのではないかと思うのです。
だから、インプットはそこそこにして、自分で考えるということに本来は重きを置かないといけない。
案外通塾が不便な地域の子どもたちが、逆に成績が良くなるというのは、その裏返しであろうかと思います。講習は毎日通う、というのが一般的になったが、本当はお盆休み以外にも1週間ぐらい自分で勉強する時間があった方が良い。そして普段はやはり週3日ぐらいが塾や家庭教師に割り当てる時間の上限ではないでしょうか。
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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
ピークに持っていく
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