上位校でも出題傾向に違いはあります。
例えば、やさしい問題から、難しい問題まで幅広く出す学校もあれば、難問ばかり出す学校もある。
難問というのは、やはり時間がかかるので、たくさんは出せない。せいぜい50分の試験時間で4問から5問程度になりやすい。だから合格点も5割ぐらいになる場合もありますが、しかし、大事なことは、そういう学校は「その難問に興味を持てるか」ということをポイントにしている。
逆に、難問ばかりだと、解く問題がなくなる、という子は当然受けないから、それなりに力のある子が挑戦するだろう、という思惑がちゃんと働いているのです。
だから、こういう学校を受ける場合、たくさんの問題を解かせるというよりは、じっくり考える時間を与えた方が良い。
しかし、最近の模擬試験や組み分け試験は、幅広くたくさんの問題を出して、効率良く点数を取ることを求められている分、案外こういう難問ばかりの問題に手をつけていないことが多いのです。
だから実際に過去問を始めてみると、できない、ということは多い。
で、できないがスタート地点で、そこからどう興味を持って、しぶとく考えられるようになるか、この練習がこういう学校を受験するには大切です。
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ていねいさを鍛える
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