受験と孫子の兵法はそぐわない感じがしますが、しかし、この「戦わずして勝つ」ということばには別の意味で魅力を感じます。
今の子どもたちは早い時期から競争させられています。
毎月のテストで、クラスや席を決められる。まあ、こういうことはどこでもあることなのですが、しかし、中学受験の現場が異常なのは、それがすぐにみんなに知れ渡ってしまうこと。
例えば予備校もクラス分けがあって順位がつくわけですが、まあ、それなりに教室は大きいし、机の位置はつねにローテーションすることになっているので、成績が良いからいつも前に来る、ということはなかったのです。(一応念のため過去形。)
しかし、今の中学受験の現場はそれが露骨にわかるから、その情報が学校に持ち込まれてしまったりする。
なので、子どもたちのストレスが大きくなるのです。
だから「戦わずして勝つ」ということに意味が出てくる。
最後の方は戦わないといけないのだけれど、前半であまり消耗戦に引っ張り込まれない方が良いのです。
ここで勝たないと上には上がれない、と言わんばかりに手を引っ張っても子どもにその気がなければ、そう簡単に結果が出るわけではない。
一方で組み分けに参加しなくても入試に合格している子はいるのです。つまり戦わずして勝っている子がいる。
山の登り方はやはりしっかり考えて行く必要があります。現状を分析して、それが子どもにプラスになってないのであれば、改めるに遅すぎることはありません。
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