自分のできる問題から

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過去問でも、入試問題でも、これからの時期は自分のできる問題からやる、ということを心がけてほしいと思います。

入試は満点をとらなくても合格します。ただ、合格点はとらなければいけない。

ということは、自分ができる問題は確実にとる。その積み重ねが、合格点につながるのです。

これはできる子に多いのですが、1番から順番にやる。そして3番ぐらいは勝手にやさしいと思って、それにこだわってしまったりする。しかし、3番がやさしいと限っているわけではありません。

特に受験校は、この時期から自分のできる問題を見分ける力を見ているところがあるのです。だから最初の方でも難しい問題を出したりする。これはやさしいはずだ、にはまってしまうのです。

ですから、自分ができそうな問題というのを見分ける力、これも大事な力だと思って練習してください。

入試では捨てる問題があってもいい。

全体の7割しか手がつかなくても、それが全部できればちゃんと70点、合格点になるのです。

自分のできるところを確実に得点する。試験までの時間、その意識をしっかりもって勉強を続けてほしいと思います。


6年算数頻出問題精選ノート(田中貴)
6年算数頻出問題精選ノートサンプル

「中学受験、合格して失敗する子、不合格でも成功する子」

理科重要問題ノート
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