第220回 子どもの入試

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■ 結構大きくなった、成長した、と思ってもまだ小学生ですから、親としてはつい、心配になるし、手も打ちたくなるでしょう。

■ しかし、実際に入試会場に連れていくと、もう親は校舎には入れない。試験会場には子ども一人で入っていかなければいけないし、そこから先は自分でできなければいけないのです。だからあくまでこれは子どもの入試であって、親の入試ではない。

■ ところがつい、自分の入試のように考えてしまいがちです。だからついいろいろ心配になるし、何か準備をしないといけないのではないか、と思いがち。もちろん、受験手続とか、保護者がやらなければいけないことはありますが、しかし、それは子どもができないこと、であって、子どもができることはもう子どもに任せたほうが良いでしょう。

■ いろいろな対応を自分でやれるようになっているはずだからこそ、そこを心配しない。心配するとやはり子どもにはわかる。「お母さんは心配している」ということが本人の不安につながってはいけない。これから先は本人が思い切り力を出せるように、親はどーんと構えていましょう。

■ 心配は結果が出るまでなくなりませんから、もうある程度本人に任せる、と決めてしまうことです。

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入試の出来と感覚
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