第39回 第一志望をイメージしよう

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5年生のみなさんも塾ではもう新6年生になっていると思います。いよいよ受験学年ですね。みなさんの目標は決まっていますか?中学受験をするというのは、もちろん中学校の入学試験を受験するということなので、どの学校を受けるのか?ということが具体的に決まっていないとなかなか勉強に力が入らないものです。この学校に行って、思い切りクラブ活動をしたい、とか英語の勉強をしてみたいとか、あの制服を着たい!という気持ちも大事でしょう。

いずれにしても、どの学校をめざすのか、そろそろ具体的なイメージを持つことが必要です。そして、その学校の入試傾向にそった勉強を始めていきましょう。中学校の入試問題はそれぞれの学校が作るので、やはり特色があります。例えば算数は、難しい問題が数少なく出題される学校もあれば、比較的多くの標準的な問題を出す学校もあるのです。難しい問題が出ない学校をめざすのに、難しい問題ばかり挑戦するのは、考え物です。それよりは「確実に得点できる」正確さを身につけた方が効率がいいでしょう。

国語でも記述の問題が多いのか、知識が多いのかなどいくつか違いがあります。どこの学校をめざすのか、決まったら早速過去問を見ながら、これからの勉強の組み立てをイメージしていってください。中学受験の範囲は広いので、何から何まですべてやろうとすると時間が不足します。ですから、自分の第一志望に沿った受験準備を進めるようにしていきましょう。

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