郊外の学校のメリット

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一般的には、多くのご家庭が上りの電車に乗る学校を選ばれるケースが多くなります。

これは塾も同じ。例えば同じ塾の2つの教室があって下りにのっていける教室と、上りにのっていける教室があると、まずは上りの電車に乗る教室を選ばれるご家庭がほとんどです。

やはり上りの方が何かいいと、感じられることがあるからでしょう。

しかし、学校に関して言えば下りの電車に乗る学校は悪くない。そういう学校は多分に郊外に作られているので、実は校地が明らかに広いのです。

学校法人というのは寄付行為によってスタートします。で、校地は原則、学校法人が持っていないといけない。

ということは、相当昔でない限り、都心近くに大きな校地を得ることは難しいのです。だから都心の学校に行くと、大変工夫されている。

プールとか食堂がビルの中に隠れている、という感じです。これはもう、仕方がない。なかなか都心部で校地を広げることはできないからです。

ところが郊外にある学校は、最初からある程度校地を確保して運営していますから、やはりゆったりしている。

サッカーグラウンドと野球場が別にある学校も少なくありません。これだと、野球部とサッカー部がグラウンドの取り合いをする必要がない。

郊外の学校のメリットは、ゆったりしているばかりではありません。やはり郊外だから、「繁華街」を通らないことが多い。渋谷、新宿などの繁華街と無縁な日々ということになると「つまらない」という面もあるでしょうが、しかし、親としては安心する部分もあるでしょう。

郊外の学校は、そんなメリットがあるので、下りの電車で行ける学校も検討してみると良いかもしれません。

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