第11回 テストの復習は大切に

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テストが帰ってくると、やはり点数や順位、あるいは偏差値が気になるかもしれませんね。でも本当に大切なのは答案です。しかも間違えた部分の復習が最も勉強に効果があるのです。
間違えたのはなぜでしょうか?覚えていなかった、問題の読み違いをした、計算間違いをした、理由はいろいろあるでしょうね。でも、それを入試の本番でやってしまったら、もしかすると不合格になってしまうでしょう。模擬試験や月例のテストなどはまだ不合格にならないから良いものの、本番でやったらせっかく努力したことが台無しになってしまいます。ですから、間違えた原因を修正する必要があるのです。
 塾の組み分けテストにしても、どのクラスに入ったかが気になるでしょうが、それよりもなぜ間違えたのかということをしっかり考えてください。例えば問題の読み違いをしないためにはどうすればいいのか。下線を引くとか、答えが出たと思ったらもう一度問題を読み直すとか、それぞれ対策があるでしょう。その対策をしなければ、また間違える可能性が高いのです。それではせっかく勉強したとしても、効果はないでしょう。受験勉強は入学試験に合格するためにやるものですから、毎日の学習が入試に直結したものでなければならないのです。ですから、テストの復習はしっかりやってください。それがある意味、一番大事な勉強なのですから。

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