地震に関する問題

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2016年豊島岡中学の問題です。


地震の発生には、プレートという地球を覆っている厚さ100kmほどの岩盤の動きが関係しています。日本には全部で4枚のプレートの境界があるため、地震が起こりやすい国になっています。以下の問いに答えなさい。

(1)プレートどうしがぶつかり、沈み込みがみられる境界を何といいますか。ひらがなで答えなさい。

 地震が発生するとまず、揺れは小さく伝わるのが速い振動(P波)が伝わってきます。その後、揺れは大きく伝わるのが遅い振動(S波)が伝わってきます。図1は、ある地震について、A~C地点での地面の揺れを、地震計で記録してまとめたものです。このとき、震源からA地点までの距離は96kmで、震源からB地点までの距離は240kmでした。

20160529t002

(2)地震に関する説明として、正しいものを次のあ~えから1つ選び、記号で答えなさい。
  あ.体感による地震の正確な観測は極めて困難である。そこで1996年に震度の階級が改定され、地震計の測定値をもとにして10段階で揺れの大きさを表すことになった。
  い.緊急地震速報は、速報を出すまでの時間が早いほど有効である。しかし、誤った速報を出すとかえって混乱を招くので、小さな揺れの後にくる大きな揺れを利用して速報を出している。
  う.日本では、海洋プレートが、日本列島の大陸プレートの下に沈み込んでいる。そのため、太平洋側よりも日本海側が震源になりやすい。
、 え.地震計は、たくさん設置する方がより正確なデータを得られ、防災の面でも役立つ。そのため近年では、崖や盛り土といった不安定な場所への設置が積極的に行われている。

(3)この地震のS波の伝わる速さは秒速何kmですか。小数点以下第1位を四捨五入して整数で答えなさい。

(4)震源からC地点までの距離は何kmですか。小数点以下第1位を四捨五入して整数で答えなさい。


(1)海溝です。
(答え)かいこう

(2)
緊急地震速報はP波を利用しています。太平洋側の方が地震はおきやすくなります。
(答え)あ

(3)AとBの間でS波の到着の差は13時56分7秒-13時55分31秒ですから、36秒間で、その距離の差が240-96=144kmですから、144÷36=4km
(答え)4km

(4)C地点でS波到着はB地点から30秒後なので4×30=120km遠くなるから、240+120=360
(答え)360km

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