第141回 うまくいかないことをどう乗り越えるか

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■ 中学受験はここのところ平均すると3年ぐらいの準備期間になっているので、かなり子どもたちは消耗します。その3年の間、すべて順調にことが運ぶことはまずないでしょう。成績が悪くなることもあるし、本人が勉強しないこともあるだろう。うまく塾に馴染めないとか、いろいろ問題は起こってきます。

■ で、問題はそれをどう乗り越えるか、ということになってくるわけです。問題は解決されるべく提示されるわけだから、その解決策を具体的に考えて実行していかないといけない。良く「そこは根性で」みたいな話になるが、具体的な方法論がないのにただ「歯をくいしばって」もあまり意味がない。

■ 問題は一気に解決しないものです。少しずつ、糸口が見えてきて、次第に子どもにやる気や自信がでてくるように仕向けられてくれば、ひとつ山を越えてくれるわけですが、また次の山がやってくることもある。

■ でもその間に親子でいろいろな話をし、具体的な解決策を見つけられてくると、今度は子ども自身が自分で答えを見つけられるようになってくる。これがひとつの成長です。だから、うまくいかないことも成長の大事な材料だとも言えます。

■ 「とにかく気持ちだけは前向きに」と言ったって、具体的に何をやるかを決めなければ前向きになれるわけがない。うまくいかないことを乗り越えるために、いかに具体的な行動に結びつけるか、子どもたちといっしょに考えてあげてください。
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