夏休み、小さな目標の積み重ねが大きな飛躍につながる

夏休みは、ある程度細かく分けて目標を立てると勉強が進みやすい。

例えば理科、社会用の暗記テキストを覚えるように指示されていると思いますが、これも1冊すべてを覚える、ということはかなり大変なことだと思います。それを例えば章ごとにわけてみると、いくつかの目標に細分化される。

これをひとつひとつクリアしていくことで、最終的にこの本に書いてあることは全部覚えた、ということになる。

つまり、その目標に細分化して、そのひとつひとつをクリアする、という意識が最終的に大きなことを達成する道筋なのです。

覚えればいい、ということはその通りなのだが、じゃあ、いつやるの? ・・・(いかん、あのフレーズがでてきそうだ) ということだけでは何も進まない。

この章をいつまでに、次の章をいつまでに、とやっていって初めて出来上がるものなのですから、その道筋をしっかり作ることが実はこれから大事なことになります。

これから入試までにどのくらいの目標を達成すれば準備完了になるのか、具体的な勉強を決めていくことが、子どもたちの勉強をやりやすくするので、この夏休み前にある程度絞り込んでいってください。


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週ごとに計画は見直す

一度夏休みの計画を作ると、割とそのままになってしまいがちですが、実際には1週間(あるいは2日、3日で)崩壊していることが多いです。

やはりイメージで作っているので、実際にやってみると、うまくいかない。

でも、終わらないよ、これ、ということで、さらに後から詰め込み過ぎてしまうケースが多いもの。

しかし、終わらない計画はやはり,意味がありません。

なので、1週間ごとに作り直す、ぐらいで良いでしょう。

それで終わらないものは、優先順位を決めて消してしまいましょう。

やれないのであれば、計画から外すことが大事。あれも、これもと考えて、全部終わらないぐらいなら、ちゃんと終わるようにした方が良いのです。

ということで、毎週チェックしながら、確実に身につけていきましょう。


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予備日

夏休みは計画を立てて勉強を進めている子が多いと思うのですが、やはり計画は破綻しやすい。

塾の復習が想定外に多いとか、宿題が終わらないとか、過去問のやり直しに時間がかかるとか、時間がずれる要因はいくつもあります。

だから、常に計画は見直しをして、修正をしないといけないのですが、もうひとつ予備日を作っておく。

予備日は、もしそこまで計画通りに進んでいれば、遊びに行ける日です。

1日フルが難しいなら半日でも良い。

すべてを受験勉強にするよりは、やはりここで一息つける方が子どもたちにとっても勉強のメリハリがついて良いのです。

ここに向けて本人が頑張れば、それはよく頑張ったのだから、好きなところに連れていってあげると良いと思います。

決して、じゃあ、次の勉強を先取りしよう、などということにしないでください。


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